【恋夢】見つめて…9(再) | カンタ印  元気印

カンタ印  元気印

日々の出来事、思った事などをとりとめもなく...

携帯から連絡して、2人の所には夕方行く事になった。

約束までの時間を海辺で過ごす。

海岸沿いの道の海の見えるお店でお茶をして、砂浜を散歩する。

「うわっ、つめて!」 裸足になって海に入っていく雄輔君は本当に楽しそう( ´艸`)

何だか小っちゃな子供みたい。 …そう思って笑っていると、戻ってきた雄輔君に小突かれた。

「何、笑ってんだよ?(。・ε・。)」

『うん?(笑) ホントに海が好きなんだなって思って…』

「麻紀も…」

『ん?』

「麻紀の事も…マジで好きだべ♪(//・_・//)」 そう言うと横を向いた。

雄輔君の横顔が耳まで真っ赤になっていた。



《お姉ちゃ~ん。久しぶり♪》 ドアを開けると優紀が抱きついてきた。

〈お前ら、いつからそんな事になったんだ?〉 玄関の奥では剛士がニヤニヤしながらこちらを見ている。

ちょっと複雑な心境の私に気づいたのか、

「まだ…そんな事になんてなってないっすよ。お義姉さん、手強くって…。な?」 と、雄輔君が言う。

〈ま、いいさ(笑) とにかく上がれよ〉 剛士に促されテラスへと出た。

海を見ながら雄輔君と剛士が話をしている。

そんな2人を眺めていると、優紀がお茶を運んできてくれた。

『あ、そうだ!優紀…これ』 私は花束を取り出すと優紀の前に差し出した。

その瞬間、優紀が口元に手をやり顔をしかめると部屋の中へと走り去った。

『優紀?』 

私の声に剛士もその様子に気づくと、慌てて優紀の後を追った。



「ショックだった?」

初めて会った日に雄輔君が連れてきてくれた海岸にいた。

すっかり暗くなった砂浜には私たちの他には誰もいなかった。

あの日のように雄輔君の大きな背中にしがみつく。

優紀のお腹には剛士の子供が居るという。

『ん~、やっぱりね。でも…思ったほどじゃなかった…』

「そか。なら…よかった」 雄輔君がホッとしたように言う。

「もう…麻紀の辛そうな顔…見たくねぇんだよ…」

雄輔君…

『…ねぇ…今日は…抱きしめてもいい?…って訊かないの?』

「だって麻紀、どうせダメ!って言うだろ?(笑)」

『…(//・_・//)』

「…麻紀?」

『抱きしめたら…歯止め…効かなくなる?』

「…かもな(笑)」

『じゃ、やっぱり背中だけでいい(笑)』

「わ~~~!嘘!嘘!それ以上何もしないから!」

雄輔君が少しかすれた声で言った。 「…だから…いい?」

黙ったままコクンと頷く。

大きな雄輔君にすっぽりと包まれて、私もその背中にそっと手をまわした。

「麻紀?」

『…ん?』

「…結構、胸あんな♪(・∀・)」

『…バカ!(*v.v)。』

上目使いに見上げた雄輔君と目が合う。

自然と唇が重なった。

                                                         つづく