「どしたの?」 胸の前に回された私の腕に手を重ねながら言う。
『…ぅん。何か…抱きつきたくなった』
下を向いて、雄輔君が笑ってる。
『…何よ(//・_・//) だいたい…年下の癖に生意気なのよ!』
「そっちこそ年上なのに随分、可愛いいじゃん?(笑)」
トクン…トクン…という心臓の鼓動が聞こえる。
「ねぇ、今日も背中だけ?」
『うん。背中だけ(笑)』
「俺は抱きしめてぇ~んだけど!(。・ε・。)」
『…』
「それ以上は何もしないからさ。ダメ?」
『だ~め!』
「何でよ?俺ってそんなに信用ない訳?(T T)」
違うよ。私がね…自信ないの。そのまま流されそうで…。雄輔君とはそんな風に結ばれたくない。
『剛士の事…ちゃんと忘れられたら…ね?』
「何だよ…。まだまだ…お預けかよ?(笑)」
『…ごめんね(笑)』
でも、その日はそんなに遠くない気がした。
それ以降、またお休みは別々でなかなかゆっくりと一緒にいられることはなかったけど、
それでもご飯を食べに行ったり、電話で話をしたり楽しい時間は過ぎていった。
その週末は午後からだけど珍しくお休みがとれて、
仕事が終る時間に雄輔君が勤め先の花屋さんまで迎えに来てくれた。
いくつかの花束を持って車に乗り込む。
「それどうしたの?(・∀・)」
『開店祝いの花器を下げに行ってね、頂いちゃったの♪(*^.^*)』
「そうか、よかったな~♪ …にしても、すごい量。 そうだ!それ優紀ちゃんトコに持ってってあげたら?」
『優紀に?』
「うん。最近会ってないだろう?俺も海に行きてぇ~し。 な?決まり!(-^□^-)」
私の答えも聞かずにそう言うと、雄輔君は海辺の町へと向かって車を走らせた。
つづく