【恋夢】見つめて…5(再) | カンタ印  元気印

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日々の出来事、思った事などをとりとめもなく...

「少しは気分が晴れた?」

初めて送ってもらった日、別れる車の中でそう訊かれた。

軽く笑って頷くと、「そっか~♪よかった(-^□^-)」 と雄輔君は嬉しそうに言った。

あの日から雄輔君は毎日、連絡をくれている。 メールだったり、電話だったり…。

そして私に元気がないようだと、「出かけんべ♪」と、気分転換に連れ出してくれた。



「麻紀、食べないの?」

仕事帰りに一緒にご飯を食べていた。 私のお皿の上からエビフライをかっさらって行く。

『ちょっと~! 取っておいたのに!』 そう言った時には既に口の中だった。

ニヤニヤしながらこちらを見ている。

『だいたい年下の癖に何で《麻紀》って呼び捨てなのよ?ヾ(。`Д´。)ノ』

「別にいいべ~? それとも剛士さん以外には《麻紀》って呼ばれたくない?( ̄▽+ ̄*)」

『もう知らない!』

憎まれ口を叩きながらも、雄輔君といる時間は楽しかった。



「ね~、まだ俺と付き合う気にならない?」 帰りの車を運転しながら雄輔君が話しかけてくる。

こんな話をするのは初めてではないけれど…。

「『どうして?』は、無しだべ。 一目惚れだって、俺言ったべ~?(-^□^-)」

『もう!からかわないでよ!』 そう言おうとしていた。

「俺…本気だよ」 ちょうど信号待ちで停まった車の中で、真面目な顔でそう言われた。

ついさっきまでとは違う低い落ちついた声に胸がドキンとなった。

信号が変わって車が走り出す。

「剛士さんの事、好きなのは知っている。 だけど俺の事、嫌いじゃないよね?」

コクンと頷く。

「だったらさ、俺はそれで構わねぇ~からさ。 今は…それで十分だから…」

黙ったまま何も応えられない私。

「あれ? もしかして他に付き合ってる男がいるとか~?(* ̄Oノ ̄*)」

『そんな!』

「だったら、いいでしょ♪(-^□^-) こうしてる方が気分も晴れるべ♪ それにぃ~~」

『それに?』

「いつでも背中を借りれる特典付き~♪( ̄▽+ ̄*) ね?ね?いいでしょ?」

『もう!(笑)』

悪戯っ子のように楽し気に言う雄輔君に、つい笑ってしまう。

「麻紀…」 フッと雄輔君が優しい顔になった。

「いい…よな?」

真剣な顔でもう1度見つめられて、私は思わず頷いていた。

                                            つづく