『気がかり』とはコレ。
ずっと気になってはいたんだけど、一気に書きあげるつもりが、すっかり間が開いてしまった(;´▽`A``
念の為、貼っとくね(笑)
後悔…1→http://ameblo.jp/himewari0418/entry-10293713796.html
後悔…2→http://ameblo.jp/himewari0418/entry-10293810154.html
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イベントが行われている別館へと急ぐ。
雄輔達はまだいるだろうか?
無事に見つけられるだろうか?
もう1度2人に会いたい!
『雄輔!』
廊下の先に慌てた様子の雄輔の姿を見つけた。
「ふぅ…。つばさが…。つばさがいなくなった!」
少し臆病なところのあるつばさ君は、慣れない場所で雄輔の傍から離れるような子ではない。
『本当に会場内にはいないの?』
「ああ。会場の人も手伝ってくれて、何度も探した。 会場内には…いない」 不安そうな雄輔。
『とにかく…とにかくホテル内を探しましょう』
ホテルの人にもお願いして、雄輔と一緒に館内を探し回った。
(チーフ、あと10分で仕上がります) スタッフから連絡が入る。
時間がない。でも…。
「ふぅ…行け。仕事だろ? つばさなら…俺が見つけるから…」
『でも…もう少し…』
仕事が気になりながらも、つばさ君を必死に探す。
(チーフ…) 再びスタッフから連絡が入った。
「ふぅ、もう行け!」
『…』
(…チーフ?)
『…ごめん、行けない。…急用なの。…段取りは大丈夫よね?任せるから…あとお願い』
(えっ?あの…そうじゃなくて…)シドロモドロのスタッフ。
『?』
(あの…ふぅお姉ちゃんは?って…。さっきの男の子が…)
『男の子?…つばさ君?』
私の言葉に雄輔もインカムに耳を寄せる。
(…だそうです)
雄輔と顔を見合わせる。
『すぐに行くから、それまでお願い!』
言い終わらないうちに雄輔も私も走り出していた。
駆けつけると、少し不安げななつばさ君がスタッフと一緒にいた。
『つばさ君!』 思わず叫ぶと、一瞬で笑顔に変わった。
〈ふぅお姉ちゃ~ん〉 駆け寄ってくると、そのまま私に抱きつく。
その事に驚きつつも、私も自然につばさ君を抱きしめていた。
「つばさ…」 傍らで見守っていた雄輔がつばさ君に声をかける。
〈パパ…。ごめんなさい。僕、どうしてもお姉ちゃんに会いたくて…〉
「いいんだよ」とでも言うように、雄輔が優しくつばさ君を抱きしめた。
(チーフ、そろそろ支度できあがります)
スタッフの声に顔をあげた雄輔と視線が絡み合う。
仕事に戻らなくちゃ…。 でも…このまま雄輔と別れたくない。
だけど…言葉が出てこない。
この離れがたい気持ち、どうしたらいいの?
お願い…雄輔…何か…言って…。
〈お姉ちゃん…〉 口を開いたのはつばさ君だった。
〈お姉ちゃんはパパの事、まだ好きなんでしょ? パパも素直になったら?〉
あれから1年。
再びひまわりの咲く季節。
ひまわりの花の飾られたバージンロードをつばさ君の小さな手に引かれ歩く。
先で待っててくれるのは出会ったときからずっと変わらぬ優しい笑顔の雄輔。
あの日、再び手を離しそうになった私達を繋ぎとめてくれたのはつばさ君だった。
私を不安にさせた意地悪な天使は愛のキューピットでもあった。
今でも不安になる時はある。
でも、まだ起こってもいない事をアレコレ考えて、掴めるはずの幸せを逃すのは止めた。
あんな後悔は、もうたくさん!
式の前、「『今さら、バージンロード?』」 と言って、2人で笑った。
私のお腹の中には新しい命。
きっとこれからもいろんな事があるだろうけど、
お互いを大切に思う気持ちさえ忘れなければ、きっと大丈夫。
3人…違う、4人だね。 みんなで永遠の幸せを誓った。
おしまい