【恋夢想】南の島~ひと夏の恋~・・・3 | カンタ印  元気印

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日々の出来事、思った事などをとりとめもなく...

サーフィンを楽しみ、部屋に戻ったのは午後遅くになってからだったが、藍はまだ帰っていなかった。


藍…おかしな奴。



最初に見かけたのは、午後のラウンジだった。


『マルコポーロある?』 その声に目をやると女が1人でいた。


南の島のリゾートホテルに女が1人でいるのは珍しい。 そのショートカットの女に興味を持った。


帰る時、彼女の席の脇を通り抜けた。


テーブルの上には俺と1番違いのルームキー。


一緒に来た男と喧嘩でもしたか?…そんな風に思っていた。


でも、その後も見かける彼女はいつも1人だったし、隣の部屋からも彼女の気配以外は感じられなかった。



あの日、出かける為にフロントにキーを預けに行くと、車を借りようとしている彼女がいた。


「一緒に出かけようよ」 そう言った俺の誘いに彼女は乗った。


オレンジ色に染まる空気の中、彼女の手に俺の手を重ね、唇を重ねた。


そして夜には、一緒にシャンパンのグラスを傾け、同じソープの匂いの身体を抱いていた。


お互いの事を何も知らないまま…。



「知り合ったばかりの女と…俺のキャラじゃね~んだけどな…」 ベッドに寝転びながら、誰にともなく言ってみる。


ま、俺の勘は外れてなかったけどな…(笑)


確かに藍とは結構気が合った。 


お互いに何も訊かないから、何も話さない。 だから、何も知らない。


だけど、たぶん同じ何か…。


よくは分からないが、そんな気がしていた。



いつの間にか眠ってしまっていたらしい。 窓からの夕暮れの風に目が覚めた。 


すっかりと日が沈み、あたりが暗くなり始めている。 


バルコニーにノースリーブのワンピース姿の藍がいた。


強くなり始めた風にショートカットのうなじが少し寒そうに見えた。




海と空の境がよく分らなくなった海を見ながら、昼間のドライブを思い出していた。


島を横切り、ココとは反対側の海岸線まで車を走らせた。


さらに島と島を繋ぐ道路を走り、小さな島にたどり着く。


観光客はめったに来ないそこは、以前に来た時とほとんど変わっていなかった。


『それに引きかえ、私は…』 誰もいない海岸で少しだけ泣いた。


何となく人恋しい気持ちになって、膝を抱えた私の目に映った紅い印。


腕の内側…今朝、雄輔が悪戯してつけたもの…。


帰ったら雄輔がいる。 …そう思ったら、少し気持ちが軽くなった気がした。




『雄…』


背中からパーカーを掛けてやると、藍が肩越しに顔だけをこちらに向けた。


そのままパーカーごとスレンダーな藍の身体を包み込む。


「おかえり」 首筋に軽くキスをした。


「何か…あったか?」 そのまま肩にあごを乗せて訊いた。


『な~んにも(笑)』 そう言って、少し身体をずらして俺に口づけると、


藍はいつものどこか冷めたような笑顔を見せた。


                                                      つづく


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期待外れ?(笑)



暴走すると思ってた~? まだまだしね~よ!( ̄▽+ ̄*)



次はhanaの番です。hanaのルーム→http://profile.ameba.jp/hana-anna/   



また、『待ったなし』のスピード返球かしら?(-。-;)



ゆっくりでいいわよ~♪(笑)