私の携帯が鳴った。直樹君からだった。
窓の下を見る。駅前に直樹君の姿を見つけた。
『見つけたよ。今から行くね』 携帯を切る。
「どの人?」雄輔が聞いてくる。
「あ~、あの人なら大丈夫(-^□^-)」 直樹君を見て、雄輔が言う。
『何で分るのよ?(笑)』
「勘♪(笑)」 その後、真面目な顔で続けた。「でも、俺の勘のよさ、ハルも知ってるでしょ?」
そうだった。雄輔は勘がよかった。特に人に対する勘は外れた事がなかった。
「思ってること全部話してみ?大丈夫だから。な?俺が保障する!(-^□^-)」
雄輔と別れて、直樹君のもとへ。
『ねぇ直樹君?私、直樹君に話してない事があるの』
〈何ですか?〉 いつもの丁寧な口調で直樹君が答える。
『私ね、今も忘れられない人がいるの・・・』 後の言葉が続かない。どうしよう?
〈何だ、そんな事ですか?〉 驚いてる私を見て笑う。
〈知ってましたよ。最初からそんな事〉
『知っててプロポーズしたの?』
〈そうですよ。それでもいいんです。全部ひっくるめて今のハルカさんなんですから〉
何だか直樹君がとても大きく見えた。
〈僕の事が嫌いな訳じゃないでしょう?僕といると安心していられるんでしょう?〉
私は笑顔で頷いた。
〈だったら充分です。時間はたくさんあるんです。ゆっくり僕だけのものになってくれれば(‐^▽^‐)〉
あぁ、雄輔の言った通りだ。何だか涙が出てきた。
〈あれ?僕、何かいけないこと言いました?〉
首を横に振って、 直樹君の腕に頬を寄せた。
あ~、今、傍にいて見守ってくれてるのは直樹君なんだ。雄輔じゃない。
今、傍にいてくれる人を大切にしなくちゃ。・・・やっと分った。
『直樹・・・て呼んでいい?』 優しい笑顔で直樹君が頷く。
〈僕もいいですか?ハルカ・・で〉 照れくさそうに言う。
『ねぇ直樹?私、欲しいものがあるんだけど・・・』
〈そういえば、もうすぐ誕生日ですね。何ですか?欲しいものって〉
『あのね、直樹とお揃いの指輪(//・_・//)』
〈お揃い?僕と?〉
キョトンとしてる。直樹はアクセサリーなんて身に着けないもんね。
もう、鈍いんだから・・・。
直樹の腕を掴んで、思いっきり背伸びをして、耳元で言った。
『結婚指輪・・』
プロポーズの返事をした。
驚いて私を見つめる直樹に黙って頷いてみせた。
直樹が私を抱きしめた。
『ちょっ、ちょっと・・・人が見てる』
〈いいじゃないですか。見せつけてやりましょうよ〉
え~?直樹がそんな事言うなんて?意外・・・。
直樹の腕に包まれながら、幸せを実感していた。
〈『幸せにする』なんて偉そうな事は言えないけど、頑張って2人で幸せになりましょうね〉
雄、ありがと♪やっと前向いて歩いて行けるよ。
窓の下に抱きしめられているハルが見える。
「若いヤツはいいね~♪」 とつぶやいて、苦笑した。
よかったな、ハル。 心から思った。
「俺も大切な事は言葉にしねぇとな」 そう自分に言い聞かせる。
今、俺をあたたかく迎えてくれるあいつ、大切にしね~と。
ハルみたいに泣かせちゃ駄目だ。今度は俺もちゃんと守るよ。
ハルとの日々はムダじゃねぇ!だって、ハルとの時間が教えてくれた事だもんな。
おしまい
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
すんません。朝っぱらから更新ですm(_ _ )m
やっぱ失敗したなぁ・・・。shortにまとめるべきだった。(_ _。)
1回でスッキリ完結・・・できんかった~!(>_<)
思い入れがありすぎて削れなかったのよ。私もまだまだだすなo(TωT )
今晩あたり暴走しようかしら?(///∇//)