咲希がまとめ髪をといた。
軟らかい髪が背中まで落ちる。
「髪、のびたな」
オレは長い髪の咲希を知らない。
『・・・切れなかったの』
懸命に笑おうとする咲希の眼から涙がこぼれた。
『雄輔の触れた髪…雄輔を知っている髪…。どうしても切れなかった…』
泣き笑いの咲希に心が痛んだ。
今日まで見た事がなかった泣き顔の咲希。
それなのに、今日は泣き顔ばかりを見ている。
きっとオレのいないところでたくさん泣いてきたんだろう。
咲希をそっと抱きしめる。
オレの大好きな咲希の香り。
腕の中の咲希を実感する。
しばらくするとオレの腕を抜け出した咲希が背中を向けて服を脱ぎ始めた。
フロアスタンドの灯りだけの薄暗い部屋に咲希の白い肌が浮かびあがる。
綺麗だった。・・・ものすごく。
ゆっくりと振り向いた咲希が眩しくて、思わず横を向いてしまった。
下着姿の咲希は近づいてくると、オレの片腕をつかみながら背中に顔をうずめた。
『雄輔・・・抱いて・・』 そう言うとオレに背を向けてベッドにもぐり込んだ。
ベッドに入ると背中から咲希を包み込む。
咲希のからだが震えているのが分る。
咲希をオレの方に向かせた。
まだ何もしてないのに瞳が潤んで、頬が紅潮している。
唇を重ねながら、咲希の背中に指を這わせる。
咲希の口から吐息が漏れた。
咲希のからだがオレの指の動きに敏感に反応する。
次第に荒くなる息遣い・・・。
『あ・・だめ・・』 咲希の敏感な部分を丹念に攻める。
『雄輔・・・』 咲希がすがるような眼でオレを見つめた。
咲希が欲しい。オレだけのものにしたい。
咲希をしっかり抱きしめると、ひとつになった。
『雄輔・・もう離さないで・・・』
その声に応えるように狂おしく咲希を抱く。
オレの背中に廻された咲希の腕にも痛いくらいに力が込められる。
オレが限界を迎えた時、咲希の腕からも力が抜けた。
『ぅう~ん』 けだるそうな声をあげて咲希がうっすらと眼を開けた。
「咲希・・気づいた?大丈夫?」
『・・私・・・?』
「咲希・・乱れすぎ・・・。あんまり大胆だから、オレ、つい・・」
真っ赤な顔をした咲希が恥ずかしそうにシーツを顔の上まで引っ張りあげる。
『意地悪(//・_・//)』 眼だけを覗かせて言う。
『1度溢れちゃったら、雄輔への気持ち、抑えられなくなちゃったの・・・』
「咲希・・・」
そうだよな。長かったよな、ここまで・・・。
オレ達はまた唇を重ねた。
「今日は寝かせねぇからな(*゚ー゚*)」
この夜、失った時間を取り戻すように、オレ達は何度も求めあった。
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いや~ん、恥ずかしい(///∇//)
『激しく』というリクエストがありましたが、限定にはしたくなかったので、こんなとこかな?(*゚ー゚)ゞ