遅い昼食を済ませた私達は海岸に来ていた。
冬の夕暮れは早い。まだ4時前だというのに太陽に昼間の眩しさはなく、夕陽のそれになりつつあった。
海岸を散歩する。ここでも私はハシャでいた。
そんな私を「夏海さんて、ホント子供みて~( ´艸`)」と雄輔君がからかう。
今日の私、本当にどうかしてる・・・
夕陽が沈み始める頃、私達は並んで座った。
私は抱えたひざに頭をのせて、夕陽ではなく、となりの雄輔君を見ていた。
「どうしたの?(*゚ー゚)ゞ」私の様子に気づいた雄輔君が聞いてくる。
『ん~、夕陽って綺麗だけど切なくなるから、あんまり好きじゃないの・・・(´_`。)』
「今も?」
『?・・・何でだろ・・・?今日は平気・・・』
「2人だからじゃね~の?(*^ー^)ノ」そう言って笑うと、「夏海さん、右手出して」と言う。
訳が解らないまま右手を差し出すと、大きな左手をからめてきた。
繋いだ手のように、その日の夕陽はいつもと違って温かい気持ちにさせてくれた。
あたりが暗くなる頃、私達は車にもどる為、歩き出した。
手を繋いだまま、私が波打ち際を歩く。
「危ない!!」突然大きな波が来て、手を引っ張られた私は、そのまま雄輔君の腕の中にいた。
ゆったりした服を着ていたから気づかなかったけど、腕も胸もたくましい。微かに煙草の香りがした。
『ありがとう(///∇//)』そう言って離れようとした時、強い力で抱きしめられた。
『・・・雄・・輔君?・・・』
「・・・ごめん。ちょっとだけ・・・ちょっとだけ、こうしてていい?」
私は黙ったままうなずいた。
「夏海さん、ちっちぇ~なぁ・・・」
雄輔君の声を耳元で聞きながら、私は自分の中に芽生えた感情に戸惑っていた。
ひとりで生きていくと決めたハズなのに・・・
つづく
ベタな展開ですみませんo(_ _*)o
今、書き始めちゃった事、軽く後悔しております。
所詮、夢の恋のお話です。温かく見守ってやっておくんなまし。