言えない。
ただ言えない、とだけ思う

悲しみの中で
苦痛の中で
生きなければならないことに
辛さを感じると。

言えるはずがなかった。
言えるわけがなかった。







思い出す。
ある人が、言った
『あの子あなたのこと大好きみたいなんで!』
と。
いやいや、そりゃ好きですよ?
仲良くしてくれるし
楽しいし。
ずっと笑っていられる。
可能な限り仲良くなりたいと
思う。
でもだからと言って
本人に言いますか??
なんですか、この恥ずかしい
場面は、と思いながら、
むくれる。

そうして返ってきた言葉は
『わたしも大好きです』
っと。

殺される・・・
この時ばかりは
イケメン&美女好きの
自分をうらんだ 笑


けれど、嬉しかった。
それから、さらに仲良くして
くれるようになって。
年だって少しはなれているのに
子供の相手なんて
疲れるだろうに。

けれど、友達。
そう思ってよいのかなぁ。

なんて考えて、空を笑顔で
見上げた今日。







今日見た夢
捕まったら殺される。
逃げなきゃいけない。
まだ殺されるわけには
いかなかった。

人間に、怪物に。
狙われる自分。
そして数人の仲間がいた。

いる場所は廃墟。
どうしたって音が響いてしまう。
いたぞ!あそこだ!
と聞こえ、逃げ始める。
ドタドタ、がしゃがしゃと
自分等を追い詰める。
仲間が散り散りになって
いく。

まぁ、仲間というより
同じ境遇にある人たちって
だけなんだけど。

1人で、必死に
走って走り続けて、
そうして行き着いた先は
行き止まりだった。
あぁ、ここで終わりか。
捕まったら殺される。
連行される。
そんな未来を想像しながら
目を閉じた。

突然右側からバタンっと
音が聞こえ引っ張られる。
バランスを崩して倒れた先は
柔らかく、包まれた感じ。

後ろからは
『どこに消えた!?さがせ!!』と曇ったような声と
遠ざかる足音。
それに安心して、力を抜くと
自分の下に誰かいることに
気がつく。
驚いて、離れようとするけれど
強く抱き締められていて
動けなかった。

いきなり引っ張られて入った
そこは暗闇で、
助けてくれたのが誰なのか、
ここがどこなのか、
わからなかった。

『あなたは誰?』
暗闇に問いかける。
返事は返ってこない、
代わりにさらに強く
抱き締められる。
しばらくして、
『ここなら安全だから・・・』
っと、私から離れて影が言った。あぁ、この声。誰だかわかる。
けれど、なぜ。
たったあれだけの繋がりなのに

言葉と同時に明かりがつく。
眩しくて目を閉じるけど、
なれてきて、恐る恐る目を開けると
そこには想像通りの人がいた。
いつもお世話になってる。
会ったら話しかけてくれる
あの人だ。

笑いながら、近づいてくる。
『無事でよかった』
そういいながら。
けど、自分には違う思いが
宿った。
『なぜ?なんで助けてくれたの?こんなことしたら、あなたが・・・!!』
そこまで言って、また抱き締められる。
『あなたは・・・』
数秒の沈黙。
『あなたはね、退屈な私の毎日があなたと会うその時、変えてくれたから。
あなたが私と話すときの表情や
教えてくれること。
その時間が、私にとってかけがえのないものなの。
ただの友達、じゃない。
大事な友達、なの。
だから私はあなたを助けたい。
あなたと一緒にいたいの。』

そう、言われた。
肩が震えていて泣いていることがわかった。



この夢でわかった
本当によくわかった。
あなたは、今の自分にとって
かけがえのない
大事な人。
だから大事にしたい。
昨日の夢に出てきた、あなたも
今日の夢に出てきた、あなたも