岡山県倉敷市の2日目
朝目が覚めてホテルの窓から外を見ると、晴天の昨日とは打って変わり小雨の降るお天気
気温の高い夏には、晴れているより小雨の方が街歩きにはありがたい
ホテルのチェックアウトは11時までに済ませれば良いので、フロントで傘🌂を借りて散策へ
『倉敷美観地区』の古い街並みが続く通りを歩き、小高い丘にある阿智神社へ⛩
立派なしめ縄のある拝殿へ旅の無事を祈願
旅先の神社に参拝した際には、記念に御朱印をいただくのですが、朝早い時間で社務所が閉まっているので今回は諦めて次へ
川沿いの通りに戻り、倉敷の名家『大原本邸』へ
重要文化財に指定された旧大原家住宅の門をくぐった最初の部屋
「ふりそそぐ言葉」倉敷紡績を設立した6代・クラレを設立した7代・クラレ社長として倉敷美観地区の保存に尽力した8代の言葉が降り注ぎます
「つみあがる必然」は各代の関係者が広がる立体相関樹
8代の書斎をイメージしたブックカフェ
この他、大原家の歴史を年表で紹介する部屋や7代大原孫三郎を紹介する部屋などを巡り
最後に隠れ座敷で庭を眺めながら休憩
苔むした中庭を眺めながら、歴代の当主がくつろいだ部屋、小雨に濡れた木々の淡い緑色がキレイです
11時前にホテルに戻りチェックアウトして、車を市営駐車場へ移動
次は倉敷アイビースクエア内にある倉紡記念館へ向かいます
アイビースクエア中庭の一角にある紡績記念館には、明治・大正・昭和から現代まで、クラボウの歴史を展示
明治(第1室)には明治期の紡績機械や
創業当時の文書や社章等を展示
大正時代(第2室)にはクラボウ発展期の資料
昭和時代(第3室)は、不況と戦争期のクラボウの変遷を展示
「棟方志功」が工場に設置した襖絵
昭和から現代(第4室)には紡績産業とクラボウの多角化の歩み
最後の第5室は近代的なデザインの年表コーナー
明治から現在までの写真やビデオが見られます
一箇所に滞在して、じっくりと倉敷の歴史と変遷を見る事で、倉敷市の事が良く分かりました
この後、倉敷駅へ行きレトロなレンガ食堂でデミグラスハンバーグランチ
地元民が通う昭和食堂は落ち着きます
倉敷駅の裏手には、近代的なショッピングモール、三井アウトレットパーク
広大なショッピングモールもクラボウ紡績工場跡地に建設されています
三井アウトレットパークで買い物を楽しむも良し、倉敷美観地区でレトロな風景と歴史、美術館を楽しむも良し
気軽にドライブで訪れるには、お勧めの場所でした