みなさん、こんにちは～
happyスタイルコーチ・HIROKOです
昨日、母の事を記事にしましたら
親を亡くした方、大事な方を亡くした方
いろんな方からお言葉をかけて頂きました
ありがとうございます
まだ、昨日の記事を読まれてない方は、
良かったら先にお読みくださいね
さて、母が亡くなる前日・・・
あれは土曜日だったと思います
最後になったお見舞いのとき、
「もう毎週はお見舞に来ないかも
タクシー代もかかるし・・・」
と言ってしまった私
この言葉で私の罪が確定してしまいました
翌朝、8時前だったと思います
誰かと電話をしてる父の声
「はい、はい・・・、で、どうなんですか？」
私はまだ布団の中でしたが
あっ、母に何かあったんだ・・・と思いました
そして、父の電話を代り、危篤だという事がわかりました
なるべく早く来て下さいと言う病院側
私達が行くまで大丈夫ですよね？？と確認して
寝てる息子を起こし
心臓はドキドキするし
なるべく早く行かないとならないのに
顔を洗って、全部じゃないけど化粧して・・・・
化粧してる自分をなんだか客観的に見てて
小さい頃聞いたか読んだ昔話に
確かスズメかなぁ
スズメの姉妹が親の死を前に
着飾る事が好きな姉のスズメは
洋服を選んだり、化粧をしたりしてて
親の死に目に会えなかった・・・・そんな話を思い出しながら
私も口紅など引いてました
あぁ、化粧してたスズメは会えなかったんだよ・・・って思いながら
そう、ほとん、ノーメイクでいいのです
でも・・・
わかってても・・・
なんか自分が向き合いたくないというか
怖かったって言うか
急がなくてはいけないにの、しなくていい事をしてる
そんな自分がいました
父が運転する車の中で
ただ、ただ、間に合って欲しいと思ってました
朝の道は空いてたせいか
40分もかからず着いたと思います
私達が着いたとき、心臓マッサージをされてた母
そう、間に合わなかっのです
それは意外でした
私と母は、仲が良すぎて・・・まあ、共依存だったのですが
でも、お互いに大好きでしたので
母は、私を待っててくれると思ってたのです
目は開いてましたが、もう意識はありませんでした
私は「お母さん！」と
息子も「ばあば！」と声をかけましたが
もちろん応答しません
私達はわかりました
もう逝ってしまったのだと
けど、父は
「しっかりしろ！、まだ目に力がある、大丈夫だ！」と何度も言ってました
私からしたら、目に力なんてありませんでした・・・
後から
あんなにわがままで、問題児で母にもちっとも優しくなかった父ですが
毎日、病院に通い
本当に母に生きてて欲しかったのだなって思いました
そう言えば最後の病院に入院する直前
母は腹水に悩まされ
あんなに食いしん坊だったのに、ほとんど食欲はなく
体もしんどそうにいつもゴロゴロしてました
ある日、仕事から帰った私に
「今日、お父さんにしっかりしろって怒られちっゃた」と言いました
もしかしたら、こんなしんどいなら死にたい・・・的な事を言ったのかも
しれません（ニュアンス的に感じました）
その母に、父が励ましたのだと思います
夫婦って不思議ですね
ずっと大して仲も良くなかったのに
心の奥で、夫婦にしかわからない事があるのしでしょう
怒られちゃったと言いながら、母は幸せそうでしたから
脱線してしまいました
そう、私は母は、私が行くまで待っててくれると思ってたのです
最後にありがとうと言いたかった
父も息子も、私も、お母さんと喋りたかった
一人で逝くのはどんなに寂しかっただろう・・・と
直後は悲しかったし
色んな事を思いました
けど、母は
繊細な私に、母の死に目を見せたら
きっと、この子は相当引きずるだろう
私のことは充分わかってる
そんな最後までも母の親心だったのでは？と
今は思います
親と言うのは、亡くなるときも
その在り方をみせるものなんだなって思いました
そう、そして亡くなってから
その前日に言った私の言葉・・・
「もう毎週はお見舞に来ないかも
タクシー代もかかるし・・・」
これが私をずっと苦しめました
母はギリギリ生きてたのに
私のこの言葉を聞いて力を落とし
もう逝ってもいいや・・・と思って亡くなったのかもしれない
そんな風に思っていたのです
あんな事言わなかったら良かった
母はどんな悲しかっただろう・・・と
今、50もとっくに過ぎ
私の友達も親を亡くす人が増えて来ました
また、昨日お声がけして下さった方々も
親でなくても大事な身内を亡くされたりしてます
優しい方ほど
もっとこうしてあげれば良かった
私があの時〇〇しなかったせいで（したせいで）
母は亡くなった
とか、ずっと思ってる方がいます
そして、いつも自分を責めてしまう
罪を背負って生きてしまうのです
母が亡くなった当初、あまりにも辛くて
色々とケアする事を探してるうちに
グリーフケアの第一人者と呼ばれる
「エリザベス・キューブラ・ロス」さんと言う方の本を読みました
そこには、亡くなった人の悲しみを受け入れるまでには
5つのステップがあると書かれてました
否認→怒り→取引→抑うつ→受容
（今回、説明は省かせて頂きます）
このように進んで行くそうです
それぞれ、どの時がどれだけで終わる・・・とかは
決まってません
充分に悲しみを感じる事は大事だと思います
ご自分の感情を大事にして頂きたいし
その人、その人の、ご自分の癒しの時間だけかかるかと思います
それでも
かつての私
その自分が言った言葉でずっと自分を責める
そして、この頃増えてきた大事な人を亡くした友人たち
ずっと、ご自分を責め
その時の親はどんなに悲しかっただろう
辛かっただろうと・・・と言う思いを握りしめたりしてます
かつて、小林麻央さんがブログに
病気でかわいそうな私だけが、私ではない
私にはもっと楽しくて幸せだった人生があります
はっきり覚えてないのですが、そんな事を書かれてて
本当にその通りだなって思ったことがあります
私の母も（父もですが・笑）、あなたの大事な人も
病気で辛いだけの人生だったでしょうか？
いつも、いつも辛くて悲しい事に
私達が光をあて、そしてごめんなさいと言う気持ちを持ち続けている
そんな姿を、私の母は・・・あなたの大事な人は
嬉しく思うでしょうか？？
あなたをこんなにも優しい人に育てた人ですもの
（そんなあなたを愛した人ですもの）
きっと、あなたの幸せを願っていると思うのです
悲しみを癒すのは時間がかかります
もちろん、全部なくなる事はないと思います
そこには、その大事な人との間に
大きな愛があったからだと思います
でも、私にしたらその最後に言ったその言葉
それを使っていつまでも自分を責めることは
自分で、自分を幸せにしない事だと思うのです
いつまでも、その罪を握りしめ
自分を罰しつづける
もしかしたら、その方が楽なのかもしれない
そんな風にも思えます
けど、私と母の人生も
あなたとあなたの大事な人との人生も
辛かったこともあったけど
楽しくて幸せだった事
愛に包まれてた事
そっちもたくさんあったのだと思います
もし傷が癒えて来たのであれば
勇気を出して
幸せだった方に、今度は光をあててみませんか？
そして、それくらいに思える愛の人であるあなただから
きっと、その愛を他の誰かにも向ける事が出来ると思います
あなたの辛かった経験が
誰かを癒す事が出来る
辛い体験が、あなたをより大きな愛の人にしてるのなら
それは、亡くなった方からのまた大きなギフトなのかと思います
母との事、長くなってしまいました
まだ、大事な人を亡くして辛い方は
どうぞ私のセッションを受けてみて下さいね
一緒に癒しましょう
今日も最後までお読み頂きありがとうございました
ではでは～
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