★BLです。
★あくまでも妄想です!
★そしてあたしの自己満足のお話です。
ご理解頂き読みたい方はお進みくださいね。
皆さんが読んでくれて本当に嬉しいです。
今日は珍しく、立て続け(と、いうかはさておき)にお話をあげておりますので少しご紹介??
このお話の前に「トナカイ君とサンタ君。」をアップしております。
ご興味ある方、続きを気にしてくださったまぢで貴重なお嬢さまは、お時間ありましたら読んでみてくださいね。
ひとつ前のお話。
そして、このお話はなぜか?【ほしいもの。】の智くんが校閲?をしてるので智くんの心の声が漏れちゃうことがあるようです。
本文だけお読みになる場合は太黒文字部分だけを読み進めてくださいませ。
今回も大野さんの心の声がダダ漏れです。
ご両親は忙しそうで、迷惑かけちゃいけないとか、なんなら病院に行くのすら億劫になってるかも?
「わか、るの?先生…。」
「うん、わかるよ。
ま、詳しくはもっと、しょぉーちゃんの調子のいいときに話してくれる?」
お?ちょっといい感じ?
表情がかわったなぁ。
驚きと戸惑いとかもあるけど理解者?って表情がなんともいえないくらいかわいい♡
そ!ボクはキミの理解者だよ!味方だからね!安心して頼っておいで!甘えていいよ?お兄ちゃん的な存在でも最初は、いいからね?
「…恋の話は…しない。」
「好きな人がいるのは認めるんだね?」
それ…おれだったりしない?
おれが、男だから困ってたりしない?
一患者が主治医であるボクに告白して楽になりたいけど告白なんて無理!ってことない?
だから恋してることは認めた!
だから先生わかってよ!
て、ことある?
「…ぅん。」
認めてしまったのは…つい…なのもあるし、それはそれで…恋してる相手が相手なだけに告白なんて、できないし、苦しいし…少し話して楽になりたかったのかも。
母さんや父さんには言えないもん。
カミングアウトする!しない!の問題じゃなくて。
男の僕が男の子を好きなのは、僕にとっては、それほど問題じゃなくて。
そりゃ世間からしたら、まだまだその辺問題視されちゃうけど…だからパパもママもびっくりはするだろうけど。
それは悪いことじゃないし、驚いても否定はしないとおもってる。
話せないのは、好きな相手が、智くんだということなんだ。
僕は、男の子がすき!では、なくて智くんだから好きなわけで、智くんが男の子なだけ!
“だけ”なんだけど…話せない!
ずっと一緒に遊んだり勉強したりしてる、お隣さんの男の子を好きなんだなんて…話せないの!
恥ずかしいというか…知られすぎていて…話せないんだよなぁ。
「だけど、お母さんにも話せない?」
「……話せたら楽かな?ってなるよ?
なるけど、驚かせたくないし…話したことで母さんとギクシャクするのも嫌だもん。」
ギクシャクするかは?わからない。
わからないけど確実に驚くだろうな。
母さんからしたら息子が、男の子を好きってことになるし、その相手が、お隣の智くんってことも驚くだろうし、ショックかもしれない。
僕としては、男の子が好きとかじゃなくて、単に智くんのことが、好きってことなんだけど。
親としては、そんな簡単に納得できないかもだもん。
って…ここ最近よく考えるんだ。
「お母さんのことも、ちゃんと好きなんだね。」
「恥ずかしいこと言わないで!」
「恥ずかしい?どうして?お母さんを好きなこと恥ずかしいこと?」
「…そう問われるのが恥ずい!」
「くふふっ…その恋で苦しむのだけはやめなよね?」
「それは……」
そう言われても先生にも全て話せないのに…苦しくない!と強く言えないのは本当のことだ。
翔ちゃん?この先生本当に医者から精神科医なの?
どうやったらそんな都合のいい勘違いできるんだよ!
なんで翔ちゃんが先生の事を好きだなんてなるんだよ?
その思考回路すげえな!そんな思考回路持ってたら、おれ早々に翔ちゃんに告白してるわ!
翔ちゃん…翔ちゃんも悩んでたんだね。
やっぱり、おれから…もう少し早く告ってれば、翔ちゃんをこんなに悩ませなかったかな?
おれもね、翔ちゃんだから好きなんだからね!