ご存知の通りBLです。
妄想です確実に妄想です。

この先 ダーク(不快に思われる)な部分に突入してゆきます。

詳しくは こちらのページ をご覧下さい。


妄想って素晴らしい!シリーズ
磁石の恋♡「お腹が空きました!」



ォレはゲームを翔ちゃんの眠る隣で始めた。




「翔ちゃん!」

翔ちゃんを起こすべく声を掛けて身体を優しく揺らす。

「…んん…かず?」

寝ぼけ眼でォレを見てくる翔ちゃんが可愛い♡

「もうそろそろ起きて?」

「うん」

「少しはスッキリした?」

「・・・うん、たぶん」

「ん、ならシャワー浴びよ?」

「・・・一緒に?」

「なんもしないから」
本当かよ!ォレ!

「う、ん…しない?」

「今日はね、さすがに、ね?」
シテもいいなら、するけど?
当分オアズケ食らうこと目に見えてるもん。

「キスも?」

「キスしたらォレ無理」

「かず・・・うん一緒に浴びる。」

「うん」
どうしてこんな提案をしてしまったんでしょうね…朝から翔ちゃんとシャワーなんか浴びたら…バスルームでキスなんかしたら欲情するに決まってるのに…。

それをわかってて翔ちゃんは「キスも?」と訊いてきたのかな?
何気に誘ってる?
それとも「しない」と言ったォレを試してる?
小悪魔だな…この人。

翔ちゃんキスは…したいのかな?

いやでも違うかな?
眠ってスッキリはしてそうだけど体力的にキツそうだもんな。

熱は寝たからといって急に下がるもんでもないだろうから翔ちゃんが眠りについてから測った体温計の数字とさほど変化はないだろう。

今日から次の収録日まで、みんなと顔を合わせることも…よっぽどの事がない限り会わない、だから翔ちゃんとも逢えない。

個々での仕事をこなす日々が続くけど…大丈夫だろうか?

まず今日一日もつかな?

いつもなら仕事の事でこんなに翔ちゃんのこと心配したりしない、マネージャーに「これ流石に詰め込み過ぎじゃね?」って笑いながら次々にこなしてしまう翔ちゃんだ。

逆にマネージャーの事を心配しちゃうぐらいだもん。

どんな鬼スケジュールを組まれても、やってのけちゃうのが翔ちゃんで、昨日まで日本に居たのに今日はどこよ?ってグループメールで知ることもあるくらいだから仕事に関しては心配したことなかった。