いつも読んでくれてありがとうございます
月一(もっとか)ペースで
カメ🐢さんよりも
スローペースでしかUPできてないのに
お目を通してくださることに
まぢて感謝してます

こちらは妄想です
BLの妄想のお話しです
自己満足の妄想小説です





上矢印前ページ!復習ページです。

絶対忘れていると思うので。。。翔んでくださいませ。



このお話はファンタジーの世界を含むお話で尚且つBLですのでご注意くださいね。




そんなオレがテンパってどうすんだ!


「あと…相当慌ててたのわかるんですけど…ナースコールでも良かったですよ?ま、その場合も理解出来ずで、こちらも慌てて駆けつけたかも?ですけどね。」

と、看護師はふふッと笑って去っていった。

なんかテレビとかでよくあるドラマのワンシーンみたいじゃん…ってなって急に恥ずかしくなった。

翔のことになると自分が取り乱したり冷静さをあっという間に失うのだと…改めて理解した。

どんな時も無理だわ。
翔のことは、どんなときでも何が理由でも良くも悪くも冷静に太刀振る舞うのは無理みてえだわ。

急に足がガクガクして膝から崩れ落ちそうになるのをなんとか耐えた。

その場で深呼吸を何度か繰り返して、ようやく足が動いてくれた。
だから病室まで戻るに少し時間がかかってしまった。


「まつおか君…どう…したの?
大丈夫?」

「ああ、ちょっとな。」

しか返せない。
さっきの醜態は絶対に翔には見られたくないし、見せたりしねえ!
てか…不安にさせてどうすんだよ!ったく!

「遅かった、ね?」

「寂しかったか?」

「…うん。」

「すぐに先生が、来てくれるからな。」

「ぅん。
まつおか君…手を繋いで?」

「!?…いいのか?」

「なんかね、不安いっぱいだし、身体のあちこち痛いし…少し息が苦しい。」

「は?息出来ねえの?」
 
「息はできてるよ。
ただ、なんか上手く呼吸できてない気がするの。」

「そか、ちゃんと診てもらおうな。」

「手…だめ?」

「あ、いや…おまえがいいなら繋ぐよ?」

「まつおか君…お願い?」

と、ゆっくり伸ばされた手をそっと掴んだ。

少し冷たいか?
目覚めてくれて嬉しいけど、どうしてこうなったか?まだまだわかんねえし、身体のことも不安が募る。

とにかく翔が、話せるようになったら話を聞かないとな。