「生理がきたら、2日目から飲み始めて下さい。」
薬を出された時に、そう言われて、
薬についてあれこれ調べると、生理が来なくなること、不正出血が止まらなくなったり、血栓ができやすくなること、骨密度が低下する事も載っていた。
これほど副作用があるなんて・・・。
そう思いながら、薬を飲み始めるその日が恐怖でしかなかった。
身体の中で起こる事は、どうにもならないので、
私が出来る事と言えば、白米に玄米を混ぜて炊いたり、鉄分補給のサプリに、レバー、ローズヒップティー、果物。婦人系の病気で身体にいいものを取り入れようと今まで気にもしなかったものに目が向いた。
そんな事をしているうちに、生理がきて、とうとう飲み始める日が来た。ジェノゲストを1ヶ月分処方されてから8日後くらいの日。
生理、2日目。
晩ご飯の後に、1錠。
これまで生理痛のたびに飲んでたバファリンよりもずっと小さいこの1錠を、朝晩ずっと飲み続けなければいけないんだ・・。
こんな小さな薬なのに、あんな副作用があるなんて。
それを何日も何ヶ月も、何年も。
長い間飲み続けて、大丈夫なの?
そう思った。
これから長い時間かけて少しずつ自分の身体に起こりうるだろう変化を受け入れる努力をしなくては・・。
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