「ありがとう」といえる
「ごめんなさい」といえること。
中から湧くその綺麗なエネルギーを、素直に表してあげられること。
それができれば、何が起きるのかがわかれば、
私たちはもっともっと、
心のこもった「ありがとう」や
「ごめんなさい」を、
大切に表現するようになるでしょう。
その心かこもった「真実」の真心を探すようになるでしょう。
内からこみあげるあたたかいエネルギーを、世界に表せるようになるでしょう。
その場しのぎの、揉めたくないからと、とりあえず言っておけばいいからと出した「ごめんなさい」とか、
「どうせ私が悪いんでしょ」という色がにじんだ「ごめんなさい」とか、
仲間はずれになりたくないから、言っておいた「ごめんなさい」とか、
そのエネルギーは、癒されていかない、自分を固める姿なのです。
さらに、口癖になったのはいいけれど、
心の入らない「ありがとう」では、変容もまた生まれません。
自分の口から「ありがとう」が連発されていても、魂が響いていないから出ていないのです。
私も実は「ありがとう」が言わば、口癖です。
だけど、聖母意識に源へ還るあたたかい生き方へ導かれてから、毎回大切にしている事があります。
それは「温度」です。
「ぬくもり」ですね。
ありがとうというエネルギーは、宇宙の源からくる愛のエネルギーですから、
それを自分を通して、世界に贈る時は、「あたたかくなる」温度をこめて、生命力を通わせること。
ありがとうは、あたたかみのある温度をこめる事で宇宙の愛になるのですね。
だから、私は1日に何回「ありがとう」と口にしてるかわからない程ですが、
身近な人々から、ホテルの従業員の皆様から、タクシーの運転手さんから、通りすがりにたまたまのタイミングで、ドアをあけてくれた見知らぬ方にいたるまで、
小さくでも生まれてくるありがとうを乾いたものにしないで、あたたかみをちゃんと入れるようにしています。
文字で書く「ありがとう」は、声ではありませんが、私は意識していつも、ありがとうと書く度に、ちゃんと胸をあたたかく響かせながら、文字にしています。
そうすると「口癖」が祈りとなり、
癒しとなります。
「ありがとう」「ありがたい」とぬくもりが通う「ありがとうございます」が生み出せると、
あなたの道が広がること、歩きやすくなること、展開するようになること、知っていますか?
「ありがとう」は道開きなのです。
幸福だと感じる方に、人生の道幅がひらいていきます。
そして、にごらずに澄みきった「ごめんなさい」には、人生を軌道修正させ、カルマを消してしまう優しさがあります。
何を魂にいただいて「ありがたく」「ありがとう」だったのか、そのあたたかみに波動を合わせて、
その魂の意味に、ピントがピタリと合う心のこもった「ありがとう」や「ごめんなさい」がひびかせられるようになりますと、
その自分から響いていく愛の波で、
「カルマ」が消されていくのです。
だから、生きやすくなり、本当に望んでいる生き方へ、あなたの人生が動き出すようになります。
まさに「ありがとうといえない」「いいたくない」心のしこりと、
「ごめんなさいなんて絶対いわない。私は悪くない」という心の固まりは、
その問題だけではなくて、人生のあらゆる側面を滞らせてしまうからです。
地下鉄の路線図がいろんな駅で交差するように、人生のいろんな場面、いろんな領域で、
その「同じカルマの固まり」を使っているから、人生がせまくなり、動けなくなります。
だから、人生のあちこちが何だか生きづらくなっています。
思い当たる節はありませんか?
本当の「ありがとう」と「ごめんなさい」は、いのちを助ける優しい宇宙力なのですね。
今、改めて、改めて
宇宙にひびく、ありがとうとごめんなさいを、あたためてみませんか?