壁に見えるもの
時に私たちは、自分の「限界」を経験します。
まるで、これ以上、先に進めないかのように見える「壁」に突き当たる時が、どなたにもきっとあると思うのです。
頑張っているのに、わからなくなる。
一生懸命探しているけど、答えが見えず、乗り越えられない壁がそびえたつ。
そんな時があります。
でも、魂から見ると、本当は、本当は、
「壁はないのです。」
私たち自身が意識でこしらえている幻想がそこにあるだけで、それはリアルなホログラムのように、目の前にそびえたっていたとしても、本当は「ない」のです。
その幻想を晴らすのに、必要なものがあるとしたら、それは何でしょう?
それは、私たちの「優しさ」です。
それは、私たちの「素直さ」です。
今、壁に見えている自分の心を、包み込む程、大きくてあたたかい優しさです。
源につながった優しさには、神の光が入っていますから、素晴らしくパワフルな力があるのです。
すう~っと澄んだ素直な心と優しいこころがあれば、キャンディが甘く溶けていくように、壁に見えるものから密度を溶かしていくことができます。
壁が透けていくのです。
幻想だと見えてくるのです。
ぬけていくのには、十分に優しさを学び、内なる優しさを育てましょう。
優しさは弱さではなく、
本当のは勇気なんです。
自分から優しさをおこしていくのは、実はとても勇気がいります。
その勇気をくりかえし、おこしていく必要があります。
でもそれを選択する時、自分にかけたリミッターがはずれていきます。
例えば、心をこめて見ていないと気づけない優しさに気づき、立ち止まり、味わって、素直に感謝できる魂の時間を持ちましょう。
その感謝の優しさが、壁を溶かす力になるからです。
誰かのあたたかさ、優しさを見つけましょう。
頬をなでる風にも、毎日のおいしいごはんにも、道端の花の色にも優しさは入っていますね。
それを見いだして、おこしていって、うるおうような感謝を湧かせてみると、
私たちは自らのスピリットを癒し、治し、本来の正位置に戻してあげることができるのです。
優しく優しく優しく、
自らの心の奥の固さ、頑固さを、溶かしてあげましょう。
あなた素直さと、優しさで心の奥の頑固なブレーキを優しく理解し、あたたかく幸せに溶かしてあげましょう。
同化・同調せざるを得ない程の優しい光をあなたの為に向けてあげてくださいね。
今、変容をリアルにする時。