御握院の座食逸飽 2年くらい前に人形町界隈の蕎麦 屋を探していて訪問。

当時はメガ盛りの凄まじさを知らず、肉南蛮そば を大盛で注文した。
その時も大将は「うちの大盛は多いけど大丈夫ですか?」と確認があったのを
ハッキリ覚えている。

出てきた大盛は、食べても食べてもそば が見えず、半泣きになりながら30分かけて
完食した。
今から思えばそれは1㌔のそば 、プラス大量の豚バラ とねぎだったんだ。

他の客も血相を変えてそば に食らいつき、グロッキーの末白旗を挙げる人が多かった。

あれから口コミで広がり、看板も出てないのに大盛況の店となった。
残す人も皆無となった。

相も変わらず大将はた った独りでそば を打ち、つゆを仕込んでいる。
皿洗い係のバイトを雇えばと思うが、頑なに彼は独りでこなす。

客側も、大将が注文を聞くまで自ら注文しない。
そば が茹で上がったタイミングや、豚肉などの具材系を仕上げているときに
勘定をしない。
など、暗黙のルールが生まれている。


値段も相当インパクトがあったが、今年ついに消費税分だけ値上げした。
ももそば 700㌘までは630円だから半端ない。


メニューも徐々に増えて、もり、ざる、肉南蛮、 つけ、辛味大根おろし など昔からあるメニューに、
花巻カレー 、きざみ、ねぎそば なんていうのもある。

大将の仕込み具合で、つゆがすこーし薄かったりするのだが、そば のクオリティはさすがだと思う。

そば が思いっきり食べたい時、是非訪れていただきたい。


最近は女性もちらほら来ているようだ。



御握院の座食逸飽

御握院の座食逸飽