いざ入隊・その1 | I LOVE 陸上自衛隊

いざ入隊・その1

合格して、いよいよ自衛隊員になった若者がまずやらされる事は、身体検査。試験時の身体検査と違って、これがまぁハズカシイのなんのって。肛門と男性ならペニスを、女性ならバギナを見られるんですから。これが終わったら髪の長い・染髪している人間は駐屯地内の床屋で、男子はスポーツ刈り・女子はショートボブにされます。


そして居室の事を「営内班」と言うのですが、班長(三曹)の自己紹介から始まって、全員自己紹介をやります。班長と言うのは自衛隊用語で「三曹」の事を指す言葉で、これは教育隊に限らず、一般の部隊に配属されても三曹=班長な訳です。


その後、一般部隊に入った一等陸士(二等陸士や陸士長の場合もあり)がやってきて、毛布とシーツのたたみ方をレクチャーしてくれます。これが結構めんどくさいと言うか、教育隊を終えて一般部隊に配属された隊員は、毛布を解かずに枕と掛け布団だけで寝ます。居室は冷暖房完備なので、わざわざ毛布は使う必要はありません。


翌日は制服等の被服の受領を行い、階級章・帽章を縫い付けるのですが、班長が直々に丁寧に教えてくれます。そして、縫い終わったら普段かぶる帽子に入れる「針金」をPX(自衛隊の売店)で買って、後は自由時間です。ちなみに自衛隊の消灯時間は午後10時。起床は午前6時ですが、部隊によっては土日と冬季は午前7時になる部隊もあります。


続きはまた明日。