こんばんは。

本日も著書の紹介です。

現在、著書を6冊出しているので一旦これで著書の紹介は終わりになります。

本日ご紹介するのは私の最新刊で2023年10月に出版した『ルポ 高学歴発達障害』(ちくま新書)です。

こちらは東洋経済オンラインで別のライターさんが高学歴なのに生きづらい発達障害の方の記事を執筆したことから

複数の出版社から取材の依頼がきてちくま新書から出すことになった本です。

発達障害というとトーマス・エジソンやスティーブ・ジョブズなど、著名な方も発達障害で

偉大な功績を残したと思われがちですが、そのような方はごく一部です。

高学歴でも発達障害の特性により生きづらさを感じてエリート道から外れた方もいます。

この本ではそのような生きづらさを感じている方や、逆に特性を活かして成功した当事者へのインタビュー、

精神科医や大学教授の見解、就労移行支援の方のご意見なども含めて紹介しています。

 

重要な点は、高学歴だとどうしても学歴をアイデンティティにしがちで

プライドとの折り合いがつかないところです。

そのあたりを精神科医の熊代亨先生がアドバイスしてくださっています。

 

この本は高学歴発達障害当事者はもちろん、まわりに高学歴発達障害者がいる方にも読んでいただきたいです。

どうやって高学歴発達障害当事者と付き合っていくかのヒントにもなっていると思います。

それとこの本の最大の特徴は、高学歴発達障害者のインタビューをすべく、当事者を探していた際、

早稲田大学の方がとても多かったことです。

早稲田大学は「バンカラ」と言われる校風もあり、発達障害の方が惹かれる大学なのかもしれません。

早稲田大学卒の方の他、基本的に偏差値70以上である東大卒、阪大卒、慶應卒、上智卒の方などもご紹介しています。

 

まだ書店で面置きしてくださっているところもあるので、

ぜひ書店やAmazon、楽天ブックスなどでお買い求めいただけると幸いです。

何卒よろしくお願いいたします!