昨日は午後から日本から来たお客様をアテンドしてました。

 

うちの会社は2019年から日本ラオス両国の人材派遣会社と組んで、「日本で成功したいビックリマーク」というジャパンドリームを夢見るラオス人を日本に送り出すお手伝いをしています。

 

一旦コロナで中断していたものの、やっと日本の外務省がビザを出してくれるようになり、昨年9月はラオス国立大学日本語学科卒のラオス人青年Vさんが念願の日本へ日本

 

 
Vさんは既に日常会話は支障がないくらい日本語は上手ですが、現在は働きながら日本語学校で日本語を学んでいて、1年後くらいに卒業して働くか、専門学校などに進学します。
 
Vさん、学校もアルバイトも無遅刻無欠席、学校の成績はほぼオールAで、職場ではみんなのお手本になる素晴らしいご活躍だそうです合格
 
で、Vさんが勤める会社の社長が「ラオス人をもっと雇用したいビックリマーク」ということで、今回は候補者の面接などのためにいらっしゃっています。
 
Vさんは、本当に素晴らしい好青年で、めちゃくちゃ親孝行音譜
 
私はオフィシャルな関わりの他、Vさんがご両親に仕送りする際、国際送金だと手数料が高いので、個人的に日本円をラオスの通貨に変換してご両親に送金しています。
 
なので、Vさんがどのくらいの給料で、どのくらいご両親に仕送りしているのか知ってるのですが、まだ少ない給料の中、ご両親になかなかの金額を仕送りなさっています。
 
仕事や勉強に打ち込み、ご両親に送金するため、Vさんは日本に到着してから断酒し、食事も基本全部自炊にしているとのことびっくり
 
社長が最近のVさんの写真を見せてくれたのですが、ぽっちゃりだったのがスッキリ痩せて、別人のようになっていました。
 
自分の努力不足を棚に上げて文句ばかり言い、親に感謝もしない日本人が増えてるような気がしますけど、Vさんみたいな若者の姿を見ると、心が洗われるようですラブ
 
そして、Vさん、社長に託して、私にまでプレゼントをくださいましたひらめき電球
 
 

ちょっと前に「お世話になっているので、何かお返しがしたいです。何か日本の商品でほしいものはないですか?」とメッセージをいただいたので、ちょうど無くなって困っていたワンプッシュタイプの殺虫剤をリクエストさせていただきましたニコニコ

 

殺虫剤がこんなに嬉しいのって、たぶんこれが人生最初で最後でしょうね爆  笑

 

と、これを社長から受け取り、社長がVさんをべた褒めしてくださっているのを鼻高々で聞いていた(私は別に親戚でも何でもないですけど汗)ところまでは良かったのですが、この後私にとっては大事件発生ビックリマーク

 

なんと、社長さん、どうやら荷物を預けずに機内持ち込みにしたらしく、Vさんがお母様に買った化粧品を没収されてしまったとのことガーン

 

プレゼントの写真は没収直前に撮影したとのことで、ラオス現地の人材会社の人に写真を送り、事情をお母さんに説明して、Vさんの気持ちだけ届けてもらうつもり、ということでした。

 

その話を聞いて、めちゃくちゃビックリガーン

 

社長さんはベトナムにも家を持ってるくらいなので、しょっちゅう飛行機に乗ってます。

 

機内に100ml以上の液体は持ち込めないのは分かってるはずだし、万が一知らなかったとしても、責任もって預かる以上、事前に調べておくべきかとあせる

 

それに、例えば私が社長にお願いしたのなら、特に大きな意味があるわけじゃないし、「ごめんビックリマーク」で別にいいですけど、このプレゼントはVさんが日本で稼いだお金で買った、お母さんへの初プレゼントプレゼント

 

もしかすると、お母様は使った後も空き瓶をずっと大切に取っておくかもしれないくらい、大切なプレゼントですよね。

 

もちろん気持ちが一番ですが、

 

やはり何か形あるものをお母様に受け取ってほしいビックリマーク

 

と思い、日本の商品を売ってるスーパーに行き、同じブランドの別商品を買って届けましたあせる

 

Vさんがお母様に買ったのはソフティモのクレンジングオイル「スピーディクレンジング」だったのですが、同じソフティモの「ディープクレンジング」しかなく、ちょっと残念でしたけど、何もないよりはマシですよね。。。

 

社長さん、全然悪い方ではないのですが、自分がお金持ちなせいか、ちょっと配慮にかける点があると、以前から感じてました。

 

去年ラオスにいらっしゃった時は、日本側の人材会社の方や部下数名を連れてきていて、ディナーをご一緒することに。

 

ディナーのお店に行くと、前日に行ったバーで働いていたところを声をかけたという、若いラオス人の女の子2人も来てました。

 

社長が「明日一緒にゴルフに行って、その後またメシに行こう」と言うので、片言のラオス語と英語で女の子達に通訳したところ、女の子達は明日の昼間は仕事とのこと。

 

それを社長に伝えると、「仕事なんて休んじゃえビックリマーク」と言うので、またそれを女の子達に伝えると、微妙な反応でした。

 

私は彼女たちの気持ちが分かったので、その場で私が彼女達に現金を渡し、彼女たちはゴルフに行くということに。

 

ラオスに限らず、発展途上国のバーなどで働いている女の子は、地方出身の子がほとんどです。

 

家族に仕送りするために、昼間は普通の会社で働き、夜はバーなどで働いています。

 

なので、当然、「お金になるならゴルフに行くけど、お金をもらえないなら会社に行く」というのが当たり前。

 

その日のディナーに来たのも、当然お金をもらえることを期待して来ている訳であって、社長一行に会いたいからでも、高級イタリアンを食べたかったわけでもありません。(基本ラオス人の口には合わないので、彼女達もほとんど食べてなかったです)

 

中には外国人と知り合いたいお金持ちのお嬢様もいるけど、そういう女の子達は、バーに高級車で乗り付け、従業員ではなく普通にお客さんとして来ています。

 

頑張ってるラオス人の若い女の子にお金を渡すのは有意義だと思うし、お金のことはいいんですけど、内心「先進国の人間なんだから、もっと金払いは良くしてあげて!!」と内心思いました。

 

ちょっと前、松本人志さんの性加害が話題になっていましたけど、松本さんも大金持ちなのに、「飲み会に来ただけの女の子は3,000円、性行為に及んだ子には1万円」と、金払いが悪かったみたいですよね。。。

 

 

ココちゃんも元気に出社して、会社のお手伝いさんであるボーさんにお野菜をもらいましたもぐもぐ

 

 

人間はまだ、嫌な相手とは距離を置くことができますが、ペットはそれができないですよね。。。

 

ペットに対しても、決して勘違いや奢ることなく、良い飼主であるよう、常に気を付けないとあせる