昨日は午後から日本から来たお客様をアテンドしてました。
うちの会社は2019年から日本ラオス両国の人材派遣会社と組んで、「日本で成功したい」というジャパンドリームを夢見るラオス人を日本に送り出すお手伝いをしています。
一旦コロナで中断していたものの、やっと日本の外務省がビザを出してくれるようになり、昨年9月はラオス国立大学日本語学科卒のラオス人青年Vさんが念願の日本へ
![合格](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/304.gif)
![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
![ひらめき電球](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
ちょっと前に「お世話になっているので、何かお返しがしたいです。何か日本の商品でほしいものはないですか?」とメッセージをいただいたので、ちょうど無くなって困っていたワンプッシュタイプの殺虫剤をリクエストさせていただきました
殺虫剤がこんなに嬉しいのって、たぶんこれが人生最初で最後でしょうね
と、これを社長から受け取り、社長がVさんをべた褒めしてくださっているのを鼻高々で聞いていた(私は別に親戚でも何でもないですけど)ところまでは良かったのですが、この後私にとっては大事件発生
なんと、社長さん、どうやら荷物を預けずに機内持ち込みにしたらしく、Vさんがお母様に買った化粧品を没収されてしまったとのこと
プレゼントの写真は没収直前に撮影したとのことで、ラオス現地の人材会社の人に写真を送り、事情をお母さんに説明して、Vさんの気持ちだけ届けてもらうつもり、ということでした。
その話を聞いて、めちゃくちゃビックリ
社長さんはベトナムにも家を持ってるくらいなので、しょっちゅう飛行機に乗ってます。
機内に100ml以上の液体は持ち込めないのは分かってるはずだし、万が一知らなかったとしても、責任もって預かる以上、事前に調べておくべきかと
それに、例えば私が社長にお願いしたのなら、特に大きな意味があるわけじゃないし、「ごめん」で別にいいですけど、このプレゼントはVさんが日本で稼いだお金で買った、お母さんへの初プレゼント
もしかすると、お母様は使った後も空き瓶をずっと大切に取っておくかもしれないくらい、大切なプレゼントですよね。
もちろん気持ちが一番ですが、
やはり何か形あるものをお母様に受け取ってほしい
と思い、日本の商品を売ってるスーパーに行き、同じブランドの別商品を買って届けました
Vさんがお母様に買ったのはソフティモのクレンジングオイル「スピーディクレンジング」だったのですが、同じソフティモの「ディープクレンジング」しかなく、ちょっと残念でしたけど、何もないよりはマシですよね。。。
社長さん、全然悪い方ではないのですが、自分がお金持ちなせいか、ちょっと配慮にかける点があると、以前から感じてました。
去年ラオスにいらっしゃった時は、日本側の人材会社の方や部下数名を連れてきていて、ディナーをご一緒することに。
ディナーのお店に行くと、前日に行ったバーで働いていたところを声をかけたという、若いラオス人の女の子2人も来てました。
社長が「明日一緒にゴルフに行って、その後またメシに行こう」と言うので、片言のラオス語と英語で女の子達に通訳したところ、女の子達は明日の昼間は仕事とのこと。
それを社長に伝えると、「仕事なんて休んじゃえ」と言うので、またそれを女の子達に伝えると、微妙な反応でした。
私は彼女たちの気持ちが分かったので、その場で私が彼女達に現金を渡し、彼女たちはゴルフに行くということに。
ラオスに限らず、発展途上国のバーなどで働いている女の子は、地方出身の子がほとんどです。
家族に仕送りするために、昼間は普通の会社で働き、夜はバーなどで働いています。
なので、当然、「お金になるならゴルフに行くけど、お金をもらえないなら会社に行く」というのが当たり前。
その日のディナーに来たのも、当然お金をもらえることを期待して来ている訳であって、社長一行に会いたいからでも、高級イタリアンを食べたかったわけでもありません。(基本ラオス人の口には合わないので、彼女達もほとんど食べてなかったです)
中には外国人と知り合いたいお金持ちのお嬢様もいるけど、そういう女の子達は、バーに高級車で乗り付け、従業員ではなく普通にお客さんとして来ています。
頑張ってるラオス人の若い女の子にお金を渡すのは有意義だと思うし、お金のことはいいんですけど、内心「先進国の人間なんだから、もっと金払いは良くしてあげて」と内心思いました。
ちょっと前、松本人志さんの性加害が話題になっていましたけど、松本さんも大金持ちなのに、「飲み会に来ただけの女の子は3,000円、性行為に及んだ子には1万円」と、金払いが悪かったみたいですよね。。。
私が以前勤めていた会社の社長さんは、古い時代の方なので、色恋沙汰もすごかったけど、金払いは良く、部下がゴマすりで「社長は若い女性にモテますね」と言ったら、
何をバカなことを言ってるんだ
金が欲しいからに決まってるだろう
こんなジジイを本気で相手にする若い女性なんかいるか
と、自分で仰ってました
この社長は、金払いがよいし、みたいなことを言うくらいなので勘違いしておらず、性格もお茶目でチャーミングな部分があったので、本気で好きになる若いファザコン女子が居てもおかしくない気はしましたけど
ラオス人は目上の人を敬うので、私も普段皆さんにとてもよくしていただいてます。
もちろん、今のところ、「それは自分が魅力的/偉いから」などの勘違いはしてません。
でも、油断すると勘違いし始めるかもなので、元上司の方の社長のように、現実をしっかり認識し、金払いよく、皆さんに気持ちよく居てもらうように気を付けないとですね
と、昨日はアテンドのため、ワサビとココちゃんに必要なこと以外はあまり構ってあげられませんでした
でも、投薬やレーザー照射はしたので、今朝もワサビの皮膚炎は再発せずに無事だし、
ココちゃんも元気に出社して、会社のお手伝いさんであるボーさんにお野菜をもらいました
人間はまだ、嫌な相手とは距離を置くことができますが、ペットはそれができないですよね。。。
ペットに対しても、決して勘違いや奢ることなく、良い飼主であるよう、常に気を付けないと