イトラコナゾール(抗真菌薬)を投与し始め、ワサビの皮膚炎はグングン回復中
でも、主治医のKan先生に相談せず、勝手にステロイドとアポキルを止めてイトラコナゾールにスイッチしちゃってたので、「先生に怒られるんじゃ」とちょっと心配してました
昨日は午前中、事前に先生にメッセージを送り、事の経緯や私の考えをお伝えし、14時半頃にワサビと共に通院
Kan先生、怒ってるどころか、むしろ前のめりに色々と調べてくださっていて、今後について色々と提案をしてくださいました
先生が検討したところ、単純な真菌感染に追加して、やはりアレルギーが関連してる可能性があり、ワサビの症状は「Eosinophilic Plaque(好酸球性プラーク/肉芽腫症候群)」に酷似しているとのこと。
は先生が送ってくださった画像
確かによく似てます
ただ、強いステロイドの注射やアレルギー療法食など、アレルギー系の治療は全く効果がなかったんですよね
更に、抗生剤も全く効果なし
今まで唯一効果があったのは抗真菌薬なので、個人的にはやっぱり原因は真菌自体の感染症な気がしますが、「ステロイドで真菌へのアレルギーは良くなるけど、免疫力が下がって真菌が繁殖し、結局皮膚炎が治らない」という状態の可能性がないとは言えません。
先生と相談し、以下のようにワサビの治療を進めていくことになりました。
【真菌の検査と治療】
- 高容量でのイトラコナゾールの投与を継続
- ワサビの毛や膿?を採取して倍用検査に出し、真菌の種類を調べる
- 真菌の培養に成功したら、薬剤感受性試験をやって、どの抗真菌薬が効くかを調べる
- イトラコナゾール以外に効果のある抗真菌薬があれば、それを投与
もし真菌は撲滅できたと考えられる状態になっても皮膚炎が治らない場合は、以下のアレルギーの検査や治療を検討。
【アレルギーの検査と治療】
- 皮膚の病理検査でアレルギーであることを確認
- 血液によるアレルギー検査を実施(何にアレルギーがあるかの検査。アメリカやタイ、台湾など、いくつか検査機関の候補があり、値段やクオリティが違うとのこと)
- アレルゲンが避けることができないものであれば、アレルゲンへの減感作療法を検討
減感作療法をする場合は、これまた専用の注射液を海外に発注し、送ってもらうとのことで、結構大掛かりな話になりそう
でも、今のうちに、何としてでもワサビの皮膚トラブルを治したい
腎不全などの持病ができ、末期になったら、「抗真菌薬やステロイドが投与できない」という状態になる可能性が
皮膚炎がどんどん悪化し、苦しむワサビを「ただ見てるだけしかできない」という事態は絶対に避けたいです
と、いうことで、まずは早速真菌の培養検査と薬剤感受性テストのための検体を採取