徒然草 第二百四段

 

 罪人を笞(しもと・むち)で打つ時は、拷問器具に体を縛り付けてから打つものなのです。しかし、拷問器具の形も縛り付ける方法も、今は知っている人はいないのです。

 

 

「今日は”むち打ち刑”についてですか?」

 

 

 日本では天武天皇の時代以後、唐の影響を受けて「五刑」が導入されました。

 

 そのときの日本では犯罪と刑罰は表裏一体であると考えられていたので、大宝律令・養老律令では 

 

 ・笞罪(むち打ち) ・杖罪(つえ打ち) ・徒罪(強制労働) ・流罪(島流し) ・死刑(死刑) 

 

 が名称を改められ、「五罪」と呼称されていました。

 

 平安時代には、犯罪と刑罰の区別が進み「五刑」と呼ばれるようになりました。

 

 

「たくさん刑罰があったのね。」

 

 

 ここで言う笞罪は一番軽い刑罰で決められた笞杖(長さ1m5㎝、受刑者の皮膚を破らないよう、節目の凸凹は削られていた)違反したり、受刑者に重傷を負わせたり死に至らしめた場合は執行者が処罰されることもあったそうです。回数は10回から50回の5段階だったという事です。

 

 

「むち打つ人も大変ね。」

 

 

 この段を読むのに必要なことを調べてはみたのですが、兼好さんはここになってむち打ち刑について書いたのでしょうか。単に自分の豆知識を紹介しただけなのでしょうか。

 

 

 解凍したケーキのその後

 

 himemomo-nさんが「私は解凍してから食べる。」と言ったケーキですが、昨日、私が解凍せず食べたケーキとは別物でした。

 

 「記載されたとおりにして食べると美味しいのね。」とhimemomo-nさん。

 

 「短気は損気」とはよく言ったものです。(笑)

 

 

「何のために、作り方や食べ方が載っていると思っているんですか。」

 

 

 私はチョコバッキーを食べてみました。

 

 

 

 

 6本入って300円(税込み324円)、1本が60円(税込み64円)です。これがすごくおいしいのには驚きました。

 

 この値段でこの美味しさ、シャトレーゼ恐るべしです。

 

 

 

「庶民の味方ですね。」

  - ヒメの一言 -