徒然草 第百八十八段 3
人がたくさん集まったところで、ある人が「『ますほのススキ』とか『まそほのススキ』という言葉があるようです。どちらが正しく、その謂れは何なのかを渡辺の聖が知っているそうです。」と言ったのを、登蓮さんがその場に居合わせて耳にしました。
登蓮さんは、雨が降っていたのにも関わらず、「蓑か笠はありますか。貸してください。このススキのことを渡辺の聖のところへ尋ねに行きましょう。」と言い出しました。
それを聞き、「あまりにも慌ただしいですね。雨がやんでから行ったらどうでしょう。」と言ったら、「なんてことを言うのですか。人の命は雨がやみ晴れ間になるまで待ってはくれません。その前に私が死に、聖まで死んでしまったなら、答えを聞くこともできないでしょ。」と言い、走り出して現地へ向かい答えを習ったという話が伝わっています。
大変に立派な事だと思います。
「敏なれば則ち功あり」(迅速にすれば、成功する)と論語でも言っています。このススキのことを知りたいと登蓮さんが思って行動したように、乗馬や早歌にうつつを抜かした僧侶も、仏道修行を第一に思い行動すればよかったのです。
「 第百八十八段、やっと終わったわね。」
「すぐやるべきことは何なのかを見極め、それを迅速に行いなさい」と兼好さんは言いたかったのでしょう。
確かに、今何かを見極めきれず、見当違いのことに力を入れることはよくあります。考えた見れば、私の人生も見当違いの事ばかりに力を費やしてきたのかもしれません。
それもまた、いい人生だと思います。とにもかくにも、第百八十八段が終了しました。
「寄り道ばかりの人生ね。」
消化器サポート
モモの様子も少しだけですが、良くなってきたようです。「病院でもらったROYAL CANIN(消化器サポート)は食べたよ。食べてくれてよかった。」とhimemomo-nさんが言いました。
それならと、買いに行くことにしました。「イオンのペットショップかグッデイで見たと思う。」と言ったので、先ずはイオンのペットショップ屋さんへ向かいました。
ROYAL CANINの製品は多くあったのですが、消化器サポートはありませんでした。そこで、店員さんに聞いてみると、「消化器サポートは”獣医師専用”ですから置いてないのですが、グッデイにあったような気がします。」
優しい店員さんです。グッデイに直行しました。
「自分の店のことでもないのに、優しい店員さんだね。」
ありました。
商品の名札の横に動物病院名が書いていました。動物病院がグッデイに置かせてもらっているようにしているのかもしれません。そこのところのシステムはどうでもいいのです。とにかく手に入れることができました。
モリモリ食べてくれると良いのですが。
「少しずつでも食べます。」
- モモの一言 -