徒然草 第百七十四段
小鷹狩りに適した猟犬を、大鷹狩りに使うと、小鷹狩りに使えなくなると言います。大を選んで小を捨てるという理屈は、その通りなのです。
人にはやる事が沢山ありますが、仏の道に励むことに喜びを見出すことほど味わいのあることはありません。これこそ人生において最大に大切な事です。
ひとたび仏の道のすばらしさを知って、この道を進もうととする人が、他のどの仕事ををやめないことがあるでしょうか。ましては、他のもろもろの仕事に手を出すでしょうか。たとえ、愚かな者だとしても、賢い犬の心には劣らないでしょうから。
「小鷹狩り」は秋に小形の鷹を使って、主にウズラ、ヒバリ、スズメなどの小鳥をとる狩りです。秋の季語になります。
「大鷹狩り」は鷹の雌を使って、鶴、雁、鴨、兎などをとらえる狩りです。冬の季語になります。
「小鷹狩りに適した猟犬を、大鷹狩りに使うと、小鷹狩りに使えなくなる」というのは、よくわかりませんでした。
「昔は、鷹と猟犬を連れて漁をしていたんですね。」
しかし、「大を選んで小を捨てる」と言う意味が、「重要な事を優先して、些細な事を犠牲にする」としたら、鷹狩りと猟犬の関係とは少し違うような気がします。
兼好さん、出家しろと言いたかったようです。しかし、最後に犬をディスるのは如何なものでしょうか。本当に犬の心は人に劣るのでしょうか。
「兼好さん、こういうことを簡単に言うよね。」
散歩
昨夜、散歩をしました。
川から吹く風が涼しく、無理なく歩けました。
今日は7時少し前に散歩を始めました。散歩した時間は1時間ほどです。
最初は良かったのですが、少しすると太陽の光が激しく照りつけはじめました。そうなると、川沿いには陰になるところがないので、結構つらいものです。
朝の散歩は、5時くらいからが良いのかもしれません。
「そんな時間に散歩する? 散歩するのも大変だね。」
ヒメとモモ
久しぶりにヒメとモモが仲良くベッドにいました。
これほど接近してのんびりする姿は久しぶりです。
と思ったら、2人して寝てしまいました。
「暑い時は涼しいところで寝るに限るわ。」
- ヒメの一言 -