徒然草 第百五十六段

 

 大臣就任のお披露目の宴会は、しかるべきところを申し受けて行うのが普通の事です。

 藤原頼長さんは東三条殿で行いました。当時、この東三条殿は内裏であったのを、頼長が借用申請したので。天皇はよそへ行幸なさったそうです。

 

 これというほどの縁故が無くても、皇太后の御殿などをお借りするというのが昔からのしきたりとなっています。

 

 

 前の段までは、何だったのかと思うような段でした。そのようなしきたりどうでもいいじゃないと思いました。
 
 ただ、大臣の就任式で天皇をよそへ行幸させるとは、現代では考えられません。当時のしきたりがそうだという事は、天皇の位置はどのくらいだったのでしょうか。今の天皇は日本の象徴なのですけど。
 
 
「昔の天皇さんは、腰が軽かったのですね。」
 
 
 
 カラオケ
 
 一昨日、himemomo-nさんのお友達とお酒を飲みました。わざわざ大分からきてくれました。一次会で焼き鳥をつまみながら美味しくお酒を飲みました。
 
 
「飲みすぎなかった。」
 
 
 その後は、昔ながらのスナックで、カラオケを楽しむことにしました。そのスナックに移動しましたが、8時だと空はまだ少し明るいのです。
 
 

カラオケに出発!

 

 

 行きつけのスナックに到着しカラオケを歌うことになりました。ここで、あることが頭に浮かびました。私を除く3人は合唱団の人間です。それも合唱団の中でもうまい人たちです。

 

 私も、合唱団にはいたこともあったのですが、卒業後ほとんど歌っていません。それどころか、最近は草むしりだけで、ほとんど声を出していません。そのような3人を前にして歌うなど、普通は考えません。

 

 ところが、歳をとると恥をかくことなど厭いません。おまけに酒が入っています。相手が誰であろうと、お構いなしに歌ってしまいました。

 

 

「それがカラオケのいいところでしょ。」

 

 

 himemomo-nさんを含む2名の女性はほとんど歌いませんでしたが、もう1人の男性が上手すぎです。

 

 後から考えれば、よくこれだけ上手い人の前で歌ったものだと思いました。でも、カラオケなんて言うものは、人と比べる必要はありません。気持ちよく歌えればよいのです。歳をとるという事は、怖いものが少なくなるという事でしょうか。

 

 楽しい一夜でした。

 

 

 

「”一夜”と書いて何と読む? ”かずや”です。」

  - ヒメの一言 ー

「”ブラックジャック”を見た人は分かるよね。」 ヒメ