徒然草 第百四十六段
明雲さんが人相見に会い、「もしかして、私は武器関係の災難があるでしょうか。」と尋ねました。
人相見は、「確かに、あなたにはそんな相がでてますね。」と答えました。
「どんな相なんですか?」と尋ねると、「他から傷つけられるような事のない身分のあなたですが、あなたがそのような事を思い尋ねるということが、既に危険の兆候だと言えます。」と申し上げました。
案の定、明雲さんは矢に当たって亡くなられました。
「そこまで教えてもらったら、防げたのじゃないですかね。」
コールド・リーディング
コールド・リーディングとは、相手の事前情報が全くなくても、相手の外観に対する注意深い観察と、コールド・リーディング特有の話術で、相手の情報をつかむことです。
コールドリーディングに対してホット・リーディングというのがありますが、これは事前調査をし、それを隠しながら相手の心や過去を読んだように思わせることです。
ここに出てくる人相見さんはコールド・リーディングという手法を使ったようです。
兼好さんがいた時代、コールド・リーディングという言葉は無くても、同じような事をしていたのでしょう。昔も今も、やっていることは変わらないということかもしれません。
「今の世の中、何でも英語で言うのね。分かりにくいったら、ありゃしない。」
仲良く?寝ています。
himemomo-nさんからラインが来ました。「今朝はベッドで、仲良く?寝ています。」という内容でした。添付されていた写真がこれです。
一見、仲良さそうに見えますが、微妙なヒメの顔です。
それを意に介さないモモの寝姿です。
ヒメは眠たいのか、それとも、モモとの距離を取ろうとしているのか微妙です。モモにあきれ顔をしているようにも見えます。
最後まで、マイペースのモモでした。
追っかけあいをしたり、暴れたりは時折するのですが、ヒメとモモはこれ以上近づくことはないようです。猫団子になればと思ったのですが無理なようです。
「相性なのかね?」
- モモの一言 -