徒然草 第百三十一段

 

 貧しい人は金銭を差し出すことが謝礼だと思い、老人は力仕事をすることがお礼だと思っているのです。しかし、自分の身の丈を知り、できないことを知った時、やめることこそ賢い事です。それを他人が許さないというのはおかしい事です。

 

 身の丈を知らずに無理をして仕事をすることは、自分自身のミスです。貧しくて己を知らなければ、泥棒になり金を盗むしかなく、力が衰えているにもかかわらず己を知らなければ、病気になってしまいます。

 

 言ってる事は至極ごもっともです。しかし、金に頼ったり、限界を超えても働くことが美徳だと思うのも、今までの日本ならば頷ける気がします。

 

 

 
 
 昨日の散歩のときの写真です。7時を過ぎていたのにこの明るさです。8時近くまで明るさは残りました。
 
 
「夏が来るわね。 その前に梅雨か、鬱陶しいわね。」
 
 

 朝、嬉しいニュースが飛び込んできました。全米女子オープンで日本の選手が頑張ったそうです。トップテンに5人も入ったということです。

 

 それよりも驚いたのは、賞金の額の多さでした。

 

 1位の笹生優花さんは約3億7000万円、2位の渋野日向子さんが約2億300万円だそうです。6位に古江彩佳さん、9位に小祝さくらさん、10位に武田麗央さんが入りました。10位で約4200万円の賞金だったそうです。

 

 2021年に笹生優花が全米女子オープンを制した時の賞金が約1億5000万円だそうなので、合わせると……!

 

 

「チュールがどのくらい買えるのかね。」

 

 

 「起きて半畳寝て一畳、天下取っても二合半」と思うと、彼女たちはこの先、何をせずとも暮らせるなと思う私です。しかし、そんな気持ちならば、彼女たちはこんな結果を残せなかったのでしょう。

 

 

 

「お父さんが持ったこともないお金持つと、失敗するわよ。」

  - ヒメの一言 -