徒然草 第六十四段
六十四段の前に六十二段の答えです。
ふたつ文字は「こ」、牛の角文字は「い」、直ぐな文字は「し」、歪み文字は「く」となります。
「ふたつ文字、牛の角文字、直ぐな文字、歪み文字とぞ君は覚ゆる」は「お父様のことを恋しく思います」という意味になります。娘にこのような事を言われると父親はデレデレかもしれません。
「めんどくさいわね。」
さて、六十四段です。
正月の後七日の御修法を取り仕切る阿闍梨が宿直人と称して武者を集め警護させるのは、いつだったか、儀式の最中に強盗に襲撃されたからです。
一年の吉凶はこの法事に現れるというので、そのような場に武士を用いるというのは穏やかでないことだ。
内裏の仏事における風習です。本来なら仏事に警護がいるという事はおかしいのですが、そうも言えないのでしょう。
「確かに、警備は必要だと思うけどね…。」
現代においてもそうです。要人が動くとき警護がつきます。昨年行われたG7広島サミットなどそのいい例でした。高速まで通行止めにしてどのくらいの警備をしたのでしょう。
「警備とテロ対策で90億円だそうよ。」
今日は3月9日です。
流れる季節の真ん中で ふと日の長さを感じます
せわしく過ぎる日々の中に 私とあなたで夢を描く
3月の風に思いをのせて 桜のつぼみは春へと続きます
………
レミオロメンの”3月9日”の歌詞です。この曲は卒業式などで頻繁に歌われる「卒業ソング」です。
「ん? 3月9日はすでに卒業式は終わった時期ではないか!」
疑問を持った時には調べます。この歌は3月9日に結婚式を挙げる友人のために作られた歌だという事です。「卒業ソング」ではなく「結婚ソング」だったのです。
「歌詞の中に『この先も 隣で そっと微笑んで』という所があるものね。」
- モモの一言 -