もう昨夜のことになってしまいましたが、観てきました、FaOI幕張。今ホテルで、これを書いています。神奈川県に住んでいるから日帰りできるのですが、身体への負担を減らすためにホテルをとりました。
 今回は、羽生さんが二つのプログラムを演じてくれた、というのがとても嬉しく、満足感がありました。いつも、羽生さんが登場するのは、オープニングの群舞と、アーティストの方とのコラボの2回だけだったのに、今回は前半に、全く予想していなかったにも関わらず、ダニーボーイを滑ってくれたのです。羽生さんらしい姿が舞台の袖に、ちらっと見えた時から、凄まじい歓声が上がり、私自身も本当に興奮しました。羽生さん一人のアイスストーリーはもちろん満足感がありますが、多くの他のスケーターの皆さんの中で羽生さんの登場を待つ、というFaOI独特の緊張感に満ちた楽しみには格別なものがあります。

 大トリでの西川貴教さんとのコラボも、独特な(滑らかというよりもカクカクしたような)動きの入った力強いもので、あの西川さんの声量に負けていませんでした。

 これまで、あまり見たことのない動きが、とても新鮮でした。怪我の話が聞こえていたので心配していましたが、もう最初から最後まで、パワー全開でした。大丈夫なんでしょうね?と、一抹の心配は残りましたが、とても楽しそうでしたので、そう思うことにしましょう。(初日からこれでは、2日目、3日目はさらに弾けてしまい そうで、やはり心配?)2日目3日目の様子も追々伝わってくるでしょう。

 いくつか印象に残ったことを。

 青木祐奈さんが城田優さん、安田レイさんの歌うミュージカル音楽に合わせて演じたのですが(とても有名な曲なのに曲名を思い出せない・・)、それが、ぜんたいの演出や照明と相まって、とてもロマンチックで素敵でした。

 また城田優さんには、ラテン系の血が流れているとのことで、同じラテン系のハビと、コラボしました。ハビが「ラマンチャの男」などスペイン系の曲で滑る時、フラメンコ的な?独特な動きをしますが、私は、そういうハビの演技が大好きです。今回も、そうした動きが入っていましたが、もっと「ラテンの香り」を出して欲しかったなと思いました。(でもお馴染みの楽しいプログラムも演じてくれましたよ)。

 初めて見たアダム.シャオ イム ファは、野生的でなかなか魅力的なスケーターだと思いました。

 ああ、でも羽生さんは素敵でした。今回の席はスタンド席の上のほうでしたが、顔の小さな等身のバランスや滑り方で、本当に遠くからでも、すぐに羽生さんを見つけられるのに改めて自分で驚きました。

 退院して一カ月目の、自身へのご褒美でした。今日は帰宅後、2日目の生中継を録画してあるので、これを見て、また昨晩のことを思い出したいと思います。

 皆さんも、今日のテレビ中継やライブビューを楽しんでくださいね。