左側の画像は乗馬クラブで教わる愛撫の方法です
右側は私が「セラピーホースの調教方法」で教わったたてがみを撫でる愛撫です
素人なりに私が見ていて思うのは、
ほとんどの人が半分しか馬を褒める事は出来てないなあという事です
(やたらめったらベタベタ意味なく褒めてる人がいますが、
それはそれで馬の方は
「この人、ボクに媚びてるな」
と思ってるだけですから、褒め方間違ってますしね
馬達は群れの中で順位を重視しますから、
騎手は馬より順位が高くなければいけませんからね
「この人、ボクに媚びてるな」
と思われた時点で騎手の方が馬より順位が下になっちゃってますからね)
例えば、私はよく「外乗中の道草禁止」の調教をするのですが
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:草を食べようとする
(ひめみこ。。):とりあえず手綱を引っ張る
:かまわず草を食べ続ける
:馬の腹を圧迫、もしくは蹴る
:草を食べるのを一瞬止める
:同じタイミングで手綱を引っ張る
:馬が草を食べるのを完全に防いだところで、たてがみを撫でる
「よく食べるの止めたねえ」と褒める
実際には馬自身が食べるのを止めたわけではなく、
私が防止しただけなのだが、
「外乗中に道草をしない事は良い事」だという事を教える為
:私に見つからないよう、そうっと草を食べようとする
(私にはバレバレ)
:再度、手綱を引っ張る
:そうっと食べようとしているので腹を蹴るまでもなく、顔を上げる
:「よく食べられなかったねえ」とたてがみを撫でながら褒める
(外乗中は同じ調子で道草を防止、そのたびに褒める)
:休憩になったら、手綱を緩めて、草を食べさせる
同時にたてがみを撫でる
「休憩中に草を食べさせるのは良い事」と馬に教える為
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馬が「やって欲しい事をやってくれた」時に褒める人は大勢いらっしゃるのですが
馬に「やって欲しくない事を防止、またはやらずに済んだ」時に褒める人はほとんどいません
例に挙げた道草は、「やって欲しくない」事なわけですが。
道草防止、食べるのを止めさせるところまではやるけども、
その時に馬を褒める人はほとんどいません
外乗中に道草を防止した時に馬を褒めておくと、馬の方は
「道草しないと褒められるんだな」
「道草しないって良い事なんだ」
という理解の仕方をするので、
道草をしている時に徹底的に邪魔される事との対比で理解の仕方にメリハリがつくのです
同様に、外乗だと走りすぎて止まらない馬とかいますが、
これももしかすると同じような感じなのかなと思います
通常、乗馬クラブでは「馬が走らないとレッスンにならない」ので、
馬が「動く」事、「走る」事に対して「褒める」という事をしますが
走りすぎてなかなか止まらない馬の場合、
「停止」した時こそしっかり褒めるべきだと思いますね
多分、「停止」した時や「スピードを緩めた」時に褒められていないせいで
「走る事は良い事だけど、停止する事はさほど良い事でもない」
という理解をしていると思うので
(こういう馬に乗った事あるのですが、何しろ短時間で一度きりでしたので、
アプローチする時間がなかったのが惜しいところです)
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