私がまだ初心者の頃に見たカドリールの画像です
まだカドリールの面白さ、難しさは分かってなくて、
「幾何学模様みたいにきれいに動かすなあ」
と思ってただけですけどね
4級のライセンスを取って、色んなレッスンに出られるようになってから、
カドリールレッスンには熱心に出てました
インストラクターに
「カドリールは周囲を見る練習になりますよ」
と言われたので、
「どういう事かな?」
と思ったのがきっかけでしたけどね
本格的にやった事はないです
カドリールのどこが面白いのか
カドリールはインストラクターが言ったとおり、「周囲を見る練習」にもなりますし、
普段の部班運動と違い、もろに実力が出ます
部班で何となく動かせてるように見えても、本当に動かせてない人、
馬を手中に出来てない人はメチャクチャになりますから、
自分の実力を知るのにも最適かも知れないですね
非常に簡単に見えますが、これが思ったより難しいのです
まずはまっすぐ前を見ながらも、
横目で馬の鼻先が揃っているか、
馬同士の間隔が同じぐらいかどうか確認しながら前に進みます
さて、このA~Dの馬達の関係性なども関係してきます
通常、馬達には順位があります
(数頭で放牧しているクラブは大体そうです
クレインは1頭ずつ放牧で、馬達の関係性が薄く、順位はないようですが)
AがBより順位が上で、BがCより順位が上だと、
AはBより前に出ようとしますし、BはCより前に出ようとします
なので、上に乗ってる騎手が馬を手中に出来てない場合、
横一列に並べる事が出来なくなります
(クレインの場合は鼻息の荒い馬が前に出ようとしたり、横に並んだ馬を威嚇したりしますね)
…に加えて、常歩(なみあし)、速歩(はやあし)、駈歩(かけあし)とステップアップすると、
さらに難易度がアップですね
これもそれぞれ2頭が鼻先をそろえないといけません
先ほどと同じく馬の関係性があるので、馬を手中にしていないといけないですね
順位が上の馬が前に出ようとしますから
さらにEFはGH、GHはEFが直径の対極にあるのを確認しながら円を描きます
その上、馬の歩幅の問題があり、
内側にいるGが歩幅が大きく、外側にいるHが歩幅が小さい場合、
歩度の詰め伸ばしがきちんと出来ていないと、
円がきれいに描けなくなります
これも常歩、速歩、駈歩とステップアップするとさらに難易度が高くなりますね
これも普段何となく部班運動してる人には難しいです
馬は前の馬の後についていくという習性があります
当然、馬を手中にしてない場合、②の馬は①の馬の後についていって、
右に曲がってしまう事になります
私はあるレッスンで③の位置にいて、①の馬の後についていったのですが
私の前にいた②の馬と騎手の相性が最悪で、騎手は②の馬を
「嫌~い」
と普段から悪口を言ってましたし、②の馬はその騎手の事を多分好きじゃなかったと思います
②の馬は騎手が手綱を左側に力一杯引っ張り、
拍車を右側にガンガン当てていたにも関わらず、
①の馬の後について迷わず右に曲がっていきました
馬を手中にしてないとなかなか恥ずかしい思いをしてしまいます
(ま、この騎手、私に意地悪した人だったので、心中でこっそり笑っちゃいましたが…)
これも①と②が右と左に順番に分かれていくので、
①は②の位置を確認しながら歩度を詰めて、
②は①の位置を確認しながら歩度を伸ばして、
対称になるようにしないといけませんね
難しいけども、気の合う馬と一緒にきれいに決まると、すごく楽しいですよ
上手く出来なくても、自分の出来てないところがよく分かりますしね
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