インストラクターの先生とのお付き合いは何の習い事をするにせよ、難しいものですけどね
やっぱり専門性のより高いもの、レアな習い事こそ、
インストラクターに教えてもらわないと出来ないわけですから、
その中では乗馬はかなり上位に食い込んできますよね
私が一番、相性が良かったインストラクターはクレインのKさんです
病気を気遣いながら教えてくれたインストラクターとか色んな方がいらっしゃいますけども、
こと、乗馬の指導で言えば、
Kさんの指導法が私には一番合っていました
練習方法もKさんに教えてもらった事やKさんに教えてもらった事を元に工夫した事ばかりです
乗馬のインストラクターはクラブの会員が楽しく乗馬し、乗馬が上手くなる為の存在ですから、
上手に活用しないともったいないです
楽しい乗馬をする為のインストラクターを見つけるのはさほど難しくありません
それは自分が好きなタイプのインストラクターだからです
でも乗馬が上手になる為のインストラクターを見つけるのは難しい
参考になるかどうか分かりませんが、私なりのこつを書いてみたいと思います
自分の性格を分析して、インストラクターを選ぶ
「このインストラクター、可愛い女子ばかりえこひいきして問題あるな」
と言われているような人間的に問題あるインストラクターは別にしても
善意で指導してくれてるインストラクターでも教えてもらう人の性格により、
相性のよしあしがありますのでね
相性が悪いとストレスになって、せっかくの指導も素直に受けられなくなってしまいます
インストラクターは大きく分類すると、2つのタイプに分かれます
どういう人が相性が合うのか、ちょっと書いてみたいと思います
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1.指導型…上手くいってない部分を克服する為にたくさんアドバイスをするタイプ
考えるのが苦手なので、言われた事を全部試して、
上手くいったところを拾っていくタイプの人は
このタイプのインストラクターが向いています
「アドバイスがないと不安になるんです」
という人はこのタイプのインストラクターが向いていますね
ちなみに私は自分であれこれ考えて失敗しながら試すタイプなので、
このタイプのインストラクターはストレスになります
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2.放任型…上手くいってない部分を克服する為に課題を与えて、
時々、提案的なアドバイスのみくれるタイプ
会員さんが煮詰まって質問してくるまで放ったらかしか、
様子を見ていて煮詰まっているなと思ったら声をかけてきます
課題に対し、自分の考えた方法で地道に克服するのが好きな人は
このタイプのインストラクターが向いています
私は先にも書いたとおり、あれこれ自分で考えて地道に試して、会得していくタイプなので、
こちらのタイプのインストラクターの方が相性が良いです
本当の事を言える
「馬はインストラクターだからよく動いているわけじゃありません
ひめみこ。。さんが動かせてないのは、技術が未熟だからです」
この意見なんですが、
「ひめみこ。。が未熟」
というところは当たってるにしろ、
「馬がインストラクターが乗ってるからよく動いているわけじゃない」
というような事を堂々と言うのは色んな意味で信頼できないですよね
まずこの言葉のどこにも真実はないですし
(しかし本気で信じてるインストラクターもいるのか、意外とよく耳にします)
インストラクターでも
「僕、先日、スタッフ・ユニフォーム忘れてきたので、
普段着のTシャツで乗ったら動き悪かったですよ
やっぱりユニフォームって威力抜群なんですね~」
と認める方もいらっしゃいます
そして、あるクラブでバイトの厩務員さんが初めて馬に乗った時に、
初めて馬に乗ったとは思えないほど、
馬がよく動いたそうでしてね
犬だって家族の中で餌をもらったり、
散歩に連れてってくれる人の言う事を一番に聞くわけですから、
馬だって当然そうでしょうよ、
と誰もが当たり前の結論に帰結するんですけどね、この話
理屈にかなってない事を本気で言う、間違ってても認めない、
というタイプのインストラクターは指導においても同じ事をします
『今村馬術』にも書いてありますが、馬術は感性の技術であり、
表面的に分かる部分はインストラクターでも出来てない部分を指摘できますが、
しっくりいってるか、いってないかは騎手が自分で感じるしかないわけですからね
前述のように
「スタッフ・ユニフォーム着てると馬の動き違いますね」
と見たまま、思ったままを言える人は信頼に値しますね
こういう人は偏見にとらわれないでアドバイスをくれると思いますのでね
乗馬に限らず、アドバイス自体が的確であるかよりも、
色々な事を試して答えを見つける事が重要なわけですからね
答えを見つけるのは会員さん自身であり、インストラクターではないのです
インストラクターはその為のお手伝いをしてくれる存在なのですからね
上級者しか教えてないインストラクターは指導が下手になる
内容は別にしても、乗馬の指導は中級者以上は簡単です
教える内容は別にして、教える会員さんは乗馬が上手になりたい人ばかりなので、
インストラクターが上から目線でも話を聞いてくれますからね
だからなのか、上級者を指導する人ほどなぜかかみ砕いて話す事が出来ていません
特に日本人はインストラクターの言ってる事がよく分からなくても、
分かったフリをしますからね
だから、よほど謙虚でいるよう心がけていないと指導が下手になるのです
それに比べ、「立つ、座る」や速歩ばかりの地味な部班運動が多い
初級者のレッスンは興味を持続させる為に工夫と気遣いが必要ですからね
興味なくなるとレッスンに来なくなってしまいますから
だから初級者を教える方がはるかに難しく、
ここを教えるのが上手い人は上級者を教えても上手い
上級者ばかり教えている人で指導が上手い人は
体験乗馬や初級者のレッスンも同時にやっている謙虚な人が多いと思います
前述のKさんは中級者のレッスンを主に担当してましたが、
主に厩務員やってた時の目線から馬の話をする事も多かったです
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