ドラマ「馬医」５話

今日はもう６話を放送というのに、５話の感想をば…

実のところ、前回はいろんな部分で首をかしげて終わったので、

なかなか感想が書けずにいました

「製パン王キム・タック」の長文の感想を書いた事もあり…

馬のヨンダルが暴れた理由は、お披露目に際し、

馬の体調などに関係なく、元気にしようと思ってやたら餌を与え、

心の臓に負担がかかった…という事でしたが

馬の心臓が苦しいとどうやって暴れるか知りませんけど

人間の心臓と同じであるなら、あんなに暴れたりできませんよ

だって、倒れちゃいますから

私は自律神経の調子がおかしくなった時に心臓の動悸がひどかったですが、

力一杯暴れる事は出来なかったですよ

心臓の発作とかって倒れたり、しゃがみこんだりして、

「暴れる」って言っても胸を手でつかんでかきむしるのがせいぜいでしてね

馬術競技でも心臓が苦しくて暴れた馬なんて聞いた事ないなあ

「倒れてそのまま死んじゃった」って話は聞いた事あるけど

前にいた馬に蹴られそうになったり、紙袋とか正体不明の物体が飛んできて、

暴れる事はあると思いますけどね

あともう一つ

ヨンダルが鍼を打たれるの嫌がって、動いちゃって鍼が打てないという緊張の場面ですが

う～ん

鍼を打つ人間の側（クァンヒョン）が

「僕には出来ません」

って感情的になってギャアギャア言ってたでしょ

物語的にはわかるけど、馬の前であれやっちゃったら永久に鍼は打てないです

馬って空気を読み取る事に敏感な動物ですので、

ああいう不穏な空気を察知すると絶対にドタバタしますからね

以前、ある乗馬クラブで初心者に「馬のブラッシング」を教えていました

４人組の仲良しの若い女性たちで２頭の馬を２人ずつで担当しました

Aという馬を担当した２人はキャッキャッ言いながら楽しそうにブラッシングしていて、

馬も「どこ吹く風」という顔をしてました

非常に落ち着いた雰囲気でした

Bという馬を担当した２人のうち１人が

「なんかコワ～イ」

と言い出して、おそるおそるブラッシングしてたのですが

果たして、Bの馬はだんだんと落ち着きがなくなり、右に左に顔と体を動かし、

ドタバタしだし、それを見た女性たちが

「コワ～イ」

とまた口にしました

それを見ていたインストラクターが

「怖がるから、感情が伝染して落ち着きがなくなったのです

隣のAのように楽しくやってください

そうすれば、落ち着きますから」

と注意してました

Bの女性たちは納得し、言われたとおりやってたら、

馬のドタバタも収まってきましたね、やっぱり

「馬医」のお話なのに、馬の基本情報がこんなに抜けちゃってるのは非常にもったいない

OPの馬の群れが走る見事な場面は乗馬クラブが担当してますから、

馬の細かい事は乗馬クラブのスタッフ等で監修すれば間違いないはずですが、

脚本がギリギリの韓国の事なので、監修まで出来ていないんでしょうね～

いくら鍼の才能がある子供であっても、動揺してあまつさえそれを口や態度に出したら、馬の方は

「何か恐ろしい事をされるんだ」

と察知し、警戒してドタバタしますから、絶対に鍼を打てないですよ

私も獣医さんに犬の注射に付き添ったりしますけど

「大丈夫だよ上手に注射してもらってごらん」

と笑顔を絶やさずに言っています

これは犬でも馬でも一緒で、リードする人間の側が「安心だから大丈夫だよ」と

言葉や表情でもって安心を保証してやらないといけないからですね

悲鳴を上げても、悲鳴を上げなくても、犬自体はよく知らない獣医に連れてこられ、

緊張してますから

「よくがんばったね。上手だったよ」

とべた褒めするので、我が家の犬が獣医さんの前で怖がって入ろうとしないとかはないですね

緊張はしてますけどね

（知らない人に体を触られるので）

そんなわけでドタバタしてる馬にあんな感情を丸出しにしたら、

鍼なんか打てっこありませんので

特に細心の注意を払ってツボを狙い打ちしないといけないなら尚更ですわ

まあ、そんなわけで馬のあれこれが気になった第５話でした

そしてクァンヒョンは見事青年になり、馬医にもなったようですね

そしてチニョンも大人になり、医女になろうとしており、

しかも王室に近しい立場になっている…という

そんな二人がなんと朝鮮の倭人街で再会した…というとこまででした

やんちゃな王女様、可愛いですね

イ・ビョンフン監督はヒロインでハズレがないので、そこは嬉しいですね

イ・ヨウォンは「善徳女王」の時よりおちゃめで可愛いです

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