私は大学生になり
東京での一人暮らしが始まった

とはいえ、近くに
一年遠距離した彼が住んでいたので
彼はほぼ私のアパートにいた

半同棲のような暮らしが始まった


きっと幸せだった
毒母の毒牙から距離を置き
誰も傷付ける人はいなかった




私は県外の私大に行くために
奨学金をふた口借りた
毒母から
返せるようになったら返すから
借りておいて
そう言われて借りていた


奨学金は全額学費だった
私大の芸術科は高い!!
仕送りは家賃のみ50,000円だった
私はバイトをすぐ見つけて
生活費は自分で稼ぐ
という約束で家を出ていたから


私はパン屋のバイトを見つけ
朝は8時から夕方7まで働きながら
合間を見て大学に通っていた
土日も長いとオープンからラストまで
働いていた


それでも月に7万円ほどしか稼げなかったが
救いは余ったパンが貰えたこと
それで朝食と
多いときは1日3食賄えた



半同棲していた彼は
週に数日は
近くの中華料理屋でバイトしていた



私の大学は
エスカレーター式の
付属高校のある大学だったので
学内の8割が付属生だった


付属生の子達は
お金持ちで
ひどいと
8万円のアパートに住み
月に14万の仕送りをしてもらっている子もいた



私のような苦学生は
少なくても私の学科には
数名しかいなかった


ゆえに、お金の価値観が合わず
みんな遊んでいる中
私はバイトに明け暮れ
友達との付き合いも
ほぼできていなかった

その中で
課題をこなさなければならなく
働いているのか
大学生なのか
わからなくなっていた






そんな時
毒母から電話があり
衝撃的な事実を聞く




自営の経営が立ち行かなくなり
家を売る事になると
それゆえ
私への仕送りも
出来なくなるかもと




私は目の前が真っ暗になった