東京国立博物館で特別展 「正倉院の世界』が開催されている
あと4日で終わってしまうので逃したくない
夜通しオーバーワークをして翡翠丸玉を制作し、徹夜で本日出荷分も終わらせ何とか午前中の新幹線に乗り込む
直で行けるのは助かる
チケット買うだけで30分くらい並び、更にその後整理券をもらいに行かなくてはならない
思い出した…これは…
なんかデズニーシーより酷い状態だ
並んだり待つのは大嫌いなんだよな
とりあえず本館に行ってブラブラしよう
本館に入るは20年振りくらいかな
20年前とは視点と視界が違う
価値観や美観が違う自分に気付く
何だこの新鮮な感じ
若い頃は興味の無かった点と線を食い入る様に見て回る
面白い
ハッ! と時計を見たら一時間半が経過
あらら ここでは時の経過が早い
正倉院展に向かう人の波に揉まれ飲み込まれて行く
まぁしかし、博物館の列にまで横入りするモラルのない奴がいるのね…イヤダイヤダ
館内はごった返し更に酷い状態
皆、展示物前のウンチクを立ち止まり読むもんだから進まないし展示物が見えない
そして読むと展示物に一瞥くれるだけで次の展示物に進みまたウンチクを読み立ち止まる
おいおい…読みにきただけなのか(笑)
展示物見ろよ(*´ω`*)
私は音声ガイドをレンタルしたのでウンチク読まず展示物を見るのに必死だが至難の技
ムギュ〜って頭を挟まれながら見るのは辛い
もう全部見れないなこりゃ…
お目当の黄熟香だけは絶対に逃す事は出来ない
教科書や歴史資料等で誰もが一度位は画像を見たことがある 『蘭奢待』
もちろん撮影禁止なので画像はなし!
私も書籍等で画像は何度も見た事はあるが生きて実物を拝めるとは!
思っていたよりも巨大で驚いた
時の権力者、足利義政や織田信長が切り取ったのはあまりにも有名だが実物を見たら明治天皇が一番大胆に大きく切り取ってやがる(笑)
見れなかった展示物もあったが、もう人の気が痛く苦しく嫌になった
特別展から逃れまた本館に戻り国宝や重文を見て回ることにする
8ミリ程度の23玉だけど精度が悪いから手首サイズ15センチってとこか
当時の日本人の身長は150センチ位が当たり前だから今で言う女性サイズに等しいかもしれない
夫婦のブレスレットだったりしてね…浪漫
いやあ〜 日が暮れるまで見て周り時間が足んねぇな〜
もっと見たい
もっと居たい
もっと考えたい
そして外に出たら誰もいなかった
これが一番の収穫だ