朝から晩まで毎日色々な天然石と過ごす
原石を手にウロウロしたりジッと見つめ考えたり
究極は原石そのままの美を愛でることなのだろうけど、私はこの石は何処を叩いて壊そうかばかり考えている
他に仕事を持ち二足の草鞋なら趣味として眺める楽しみも生まれるだろうが石加工だけを生業にしている身分からそんな余裕などない
肉屋は自分で食う為ではなく美味しい肉を人に提供することを生業とし肉を仕入れる
私も同じ
石をさばいてなんぼ
自分が原石のままで良しとしたら廃業ですな
最近、石加工する観点がやたら質素になってきた
小さく控えめな作品
型は派手ではなく狙い過ぎず
侘び寂びといいましょうか…
そのままではなくほんの「ひとさし」手を加えてた小宇宙といいましょうか変人ゾーンを漂っている私でございます
コレクトアイテムにらならない乙女水晶