最近すごく研磨についての問い合わせが多いです
2000番まで来ました
石磨きに興味がある人が増えるのはそりぁ嬉しいですよ(=゚ω゚)ノ
ビーチコーミングで拾った天然石を自ら磨くのは楽しいですし、何よりのオンリーワンですよね
私が石を磨き始めたきっかけも自分で拾った天然石を身に付けたいという事からです
糸魚川に居住し、ヒスイ商に石の磨き方を訊ねても、もちろん教えてくれませんでした
糸魚川の某鉱物博物館に訊ねたら耐水ペーパーの後にピカール(量販コンパウンド)使えばピカピカになると聞いて、言われた通り一心不乱に磨いてみたが、まったく艶が出なかった
頭にきたよ
腹が立ったよ
でも自分の気持ちを切り替える為の良い経験だった
人に頼るなと言う事ですね
糸魚川にも甲府のように研磨技能を習得出来る学校でもあればいいのですが…
結局、失敗や怪我を繰り返し試行錯誤の末、現在に至るが、いまだに石研磨に納得はしてないです
10年位前に高価な研磨機を買ったのですが、今は使ってないですね
研磨機はカボションルースなどには良いですが応用しにくいんですよ
現在使用している研磨機材は手作り改良品ばかりで全ての機材の総額は5万円でお釣りがくるんじゃないかな
( ̄▽ ̄)
どんな機材かは非公開だよ ( *`ω´)
さて、やろか ( ^ω^ )
夢見て候! (=゚ω゚)ノ
今回はお問い合わせで研磨の質問が多い瑪瑙だ
カルセドニーだわな
綺麗に仕上げたい場合はこのまま耐水ペーパーで擦っても駄目だぞ
原型を残したいなら研磨しない方がいいよ
海岸で拾える瑪瑙のほとんどは表面が凸凹だから
ベンチグラインダーでもリューターカッターでもやり易い機具を使えばいいよ
★注意!
とにかく怪我しないよう十分な装備はしてね!
石の破片対策にゴーグルやグローブ
粉塵は身体に良くはないから防塵機や防塵マスクはケチらずにね!
凸凹をなくしていくとほとんど原型はないよ
最低でもこの位からスタートしないと綺麗にならないよ
粒度 200番にさしかかる頃には目立つ凸凹は完全になくなるようにね
笛だな ( *`ω´)
自分なりのテーマを考えて楽しく作業しよう
私のテーマは 海の生物
可愛いい貝っぽく したいな
穴あけ場所を間違えるとイメージが一気に崩れます
でも考え過ぎると不自然になるかな (~_~;)
石笛は完成後穴あけの方が穴周りのエッジが鋭く音が出やすいんだよ
私は音を出やすく作りたくないのですよ
持ち主が石と会話しながら音をだせばいい!
この段階での穴あけは何よりも吹き口の仕上がりが違うのだよ ( ̄ー ̄)
さて 400番にきた
ここで私からのアドバイス
80番から400番までで手抜きをすると必ず後悔するから、400番までを特に念入りにね!
ぶっちゃけ耐水ペーパーの場合はここまで繰り返し丁寧に数日間使ってもいいくらいですよ
急いたら駄目です。のんびり味わって
400から数工程 割愛
耐水ペーパーでこの程度の艶は出るはず
集中しすぎも良くない
コンビニに行った
おやつ後
10000番 で完成
趣味の場合は ゆっくり のんびり 楽しんで ( ^ω^ )
揺れるススキの影は無し
うみ底に落ちる月
龍宮の宴会