昨日、ヒスイ商の知り合いから連絡が入り、入コン沢ヒスイを買い取ってくれと言われた。


こういう糸魚川ヒスイの業者間売買は結構頻繁に行われ、私もよく声をかけてもらえる。

贔屓にしてもらうと言うより買い手が多いほど値も上がるという即席オークション的な感じになる。

堅苦しい感じではなく、個人宅で知った顔のヒスイ商数人と茶を飲み雑談しながらヒスイ話をする。

この雑談が重要で、腹の探り合いなのだ(笑)

今回、個人売買の対象は入コン沢の青翡翠なのだけど、これが最近高騰してきて個人売買でも考えられない位、相場が上がってきている。

今回のヒスイも、とあるヒスイ商が高い相場で買い取って、捌き切れず、私にお声がかかった。


その場のヒスイ商は私の顔を見て、「コン沢が高くなったのはあんたのせいだ!」 と笑いながら捲し立てる。

喜んでるヒスイ商もいれば今回の様に泣いているヒスイ商もいる。

私は入コン沢の取材や入コン沢ヒスイの素晴らしさの紹介をブログなどを通じて掲載したりしている。

何を隠そう、「入コン沢」 「入りコン沢」 というワードで yahoo と Google で検索すると私の記事が1番最初にくる。(SEO対策なんてしていないですよ)


↓yahoo検索

ちなみに2位、3位の糸魚川ひすい倶楽部の運営も実は私です。


↓Google検索


ヒスイ屋とかパワーストーン屋ではなく 薬石屋が検索TOPに来てしまうとは・・・・・・


最近、北陸新幹線が開業し、糸魚川もヒスイ産地として取り上げられる機会が多くありました。

某TVローカル局のプロデューサーが私に取材をしてきて糸魚川の青ヒスイが世界的にも貴重だと言う話をしていたのですが、オンエアでは、アナウンサーが、青ヒスイは世界で糸魚川でしか産出しないなど、誤解を招くようなコメントになっていた。

糸魚川のヒスイや薬石は由来や継承を伝えるのが難しいです。


入コン沢翡翠については、まだまだ秘密や情報はあるのですが、他サイト様も画像や記事転載が多いし、業者間取引相場も上がり過ぎなのでこれ以上の情報はもうブログで書くのはやめておきます。


個人売買の商談の方ですが、1Kg位の入コン沢ヒスイ原石が  〇百〇〇万円 でどうだ?とのこと。

全員オリました。


入コン沢青ヒスイをリーズナブルに市場に出すには無理がある値段です。


私は昔から集めていた入コン沢 青ヒスイを細々と紹介できればと思っています。

これは昔、川で採ったやつですよ。

なぜこんな形なのかも教えない(笑)

今でも運が良ければですが、とある場所のとある所に行けば・・・・・・・内緒