糸魚川ではよくある光景かもしれない
ヒスイ好きが一人、二人と集まり、いつの間にか3人以上になり、今日もちょっとした会合になった
「何処何処の川でヒスイを発見した」
「○○さんが○○さんからウン十万円でヒスイ原石を買った」
「○○さんは良い翡翠を隠し持っている」
「誰々は研磨が上手」
「あの人の作った勾玉の形は素晴らしい」
また勾玉か
いつも思うんですよ
何の形かも解明されていないのに、素晴らしいってなんだろう?
固定観念で皆、同じ形の勾玉ばかり作ってる
面白くない
工房へ帰り勾玉を作ることに
何となくこのヒスイを選んだ。 糸魚川の小滝産(ヨシオ)
ラベンダーヒスイなんだけどで内外にカルシウムが多く、画像じゃ白っぽく見える
私はカットするよりハンマーで叩き割る派
慣れてくると上手く石目から割れてくれる
白い斑点のような部分がカルシウムが多い
荒削りながら形成
カルシウムの多い個所は少し柔らかく粉っぽい
出来るだけ取り除き、固いヒスイ部を露出させると薄紫色が顔を出す
私の思う勾玉形は一般的な勾玉形(カブトムシの幼虫みたいな 出雲型とも言う)ではない
どんな形だろうが、自己満足だから