自分で作ったマルセーユ石鹸は熟成中?乾燥中? よく分からないが、マニュアル通りだと仕上がりはまだ先だ。

そんな矢先、お客様から手作りマルセーユ石鹸が送られて来ました。

(ありがとうございます!)

人生初体験のマルセーユ石鹸。

入浴が楽しみだぜ! と 帰宅後 速攻風呂場へ!

ゴシ ゴシ ゴシ


いい感じに泡立ち、肌の滑らかさと言うか、すぐに違いが分かる。

いつも ねば塾系石けんを使っているのでまったくの違いに驚き。

風呂から出た後に何だか体に膜が張っている感じ。 

 これはバリアだ!


これがマルセーユか。 恐るべし (何がだ!)

肌にすごく良さそうだ。 女性向き?  高級そうな石けんだ。

でも40肩で苦しむ私、 肌のお手入れには無縁な おっちゃん には、いささかモッタイナイ石けんだ。

やっぱり理想は ねば塾 系の すっきり サッパリ感 油を根こそぎ取ってやるぜ感がほしい。

でも齢を重ねるにつれ肌も弱く程よい保湿もほしい。

実はね。手作り石けんをはじめたのには訳がある。

私は薬石屋だし、薬石と石鹸をコラボさせなきゃ意味がない。

そこで姫川薬石のパウダーを更に粒度を細かくして石鹸用に改良したのだよ。

これはたぶん私にしか出来ないレシピなのだ。

よし!サッパリ感と天然ミネラル豊富な姫川薬石の保湿力を生かした石鹸を作ってみよう。


早速開始。


今回はオリーブオイルは入れない。


レシピは パームオイル、ココナッツオイル、カスターオイル&姫川薬石パウダーなのだ。


姉妹店 姫石~きせき~の辻本店長の分も作ってくれと言われ分量を計算。

オリーブオイルを入れない代わりに、パームオイルが大量にいる。


パームオイルは固くて平温で溶けないんだよね。

各オイル温めて温度調整


いい感じに溶けて綺麗。

さて。苛性ソーダ水作りはもうお手の物。

苛性ソーダ水とオイルをシャカシャカと念入りに混ぜ、いよいよ姫川薬石パウダー入れて混ぜるぞ。

薬石屋のおっちゃんが作る石けんだ。 大胆に多めに入れてやる。

改良した姫川薬石パウダーは溶け込むようになくなるぞ。これは成功だ。


いい感じに溶け込み、漢方薬のようなありがたい色だわい。



まずは にゃんこ型に流し込み。(これは自分用)


そして辻本店長用に

数か月使えそうだぞ


熟成するのが楽しみだの~