さて、牛メンマに入るかも知れなかったれんこんは……
すでに週末に연근 조림(れんこんの煮物)となっていたのでした
illustrated by 香月ぐうすか さん via illustAC
こんな立派じゃないれんこん↑100gの1~2人分ではなかなか味が安定しないのですが……みかん亭では味を安定することができないのですが、煮汁がまだ残るうちに味を調えるという方法で作っています
こんな感じの手順
大量に(少なくとも5倍ほど)仕込まないと味が安定しないものの代表格かも知れません。なお、あらかじめれんこんを30分ほど煮てしまう作り方もありますが、少量なのでれんこんはいためることにします。
写真は半量。
■材料 れんこん 100g A. 水/だし汁 200ml A. ジンカンジャン(しょうゆ) 大さじ1 A. 清酒 大さじ1/2 A. 砂糖 大さじ1/2 オリゴ糖 大さじ1/2 白いりごま お好みで ごま油 大さじ1/2
れんこんは皮を剥いて5~8mm厚に切って……
10分ほど水にさらしてから水気を切る。
フライパンに中火でごま油を熱し、れんこん()を加え、透明感が出るまで3分ほどいためる。
Aを加え、沸騰後には落し蓋をして……
弱めの中火で15~20分、汁気がなくなるまで煮る。汁気が残るうちに味を見て、しょうゆと砂糖を多くても最初の半量くらいを目処に加えて味を調えます。
オリゴ糖を回し入れて(お好みで増やしてください)サッと混ぜたら器に盛って(冷めるまで待つのがおすすめ)、白ごまを振っていただきます
写真は半量。
きんぴらとの違いはれんこんの厚みと、仕上げにオリゴ糖でコーティングすることだと認識しています。
ジンカンジャン……
を使っているのはもちろん韓国風だと言い切るための自己防衛本能手段に過ぎません
実際に材料表のオリゴ糖の量だと韓国で食べた연근 조림(れんこんの煮物)よりも甘みが少ないんだと思いますが、今の時期にはこのくらいのさっぱりさのほうがみかんの好みということで
旬を迎えるころにはもっとこってりで甘いもののほうが好きだと言うに違いありません
illustrated by Tara さん via illustAC