第82期名人戦七番勝負第4局、別府決戦はご存知のとおりの結果となりました。
藤井聡太竜王・名人の指す手が、羽生善治九段とのいくつかのタイトル戦を堺に変わっているように感じます。
AIの評価値を一時的に下げても、あえて難解な手を指すような感じ。
言うなれば、豪速球にスローカーブを混ぜ、時にフォークで仕留めるみたいな投手が、ナックルを投げ始めたような感じ、伝わらないかもですけど
ま、進化をつづけないと勝ちつづけられない勝負の世界、おもしろいですねー
もちろん将棋観戦のもうひとつのお楽しみといえば、勝負めし
今回の2日目のお昼ごはんはこんな感じ↓。
将)正午から1時間の昼食休憩に入りました。2日目の「勝負めし」の注文は。
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) May 19, 2024
藤井名人、別府のソウルフード「別府冷麺」(六盛)。
豊島九段、「冠はものうまみ丼と根芋の赤だし」(たつのや)。
飲み物は、2人とも「かぼす緑茶」(まるにや)です。… pic.twitter.com/INj4beQSuK
どんぶりものの亭王の名を恣にしているみかんとしては、『冠はものうまみ丼』。
別府市市政100周年特設ウェブサイト で公開されている「別府勝負めしプロジェクト」メニューブック(勝負めし編)(PDF) 」によれば……
別府湾で捕れた鱧や大分ブランド鶏「冠地どり」、うまみ茸(干し椎茸)といった別府産の食材を、鱧の出汁と卵で綴じた「冠はものうまみ丼」は、大分の美味しいものが、ひとつの丼にギュッと詰まった逸品です。
と紹介されていて、レギュレーションが厳しすぎます
一方、同メニューブック(PDF) には、もちろん別府冷麺(六盛)の紹介文もあって手の込んだお仕事をなされていることはわかりますが、冷麺の一種であると勝手に拡大解釈させていただいちゃえばなんとかなりそうな気もしちゃって
松)藤井聡太名人は昼食に「別府冷麺」を注文。天然の厚葉昆布と国産牛肉で出汁をとり、スッキリとした味わいのスープと、小麦粉とそば粉をブレンドしたモチモチの手打ち麺の相性は抜群。麺好きの藤井名人は別府のソウルフードをチョイスしました。(写真は日本将棋連盟提供) pic.twitter.com/xdSh1bOakW
— 日刊スポーツ将棋取材班 (@nikkansp_shogi) May 19, 2024
心は別府冷麺風、あるいはfeat.別府冷麺ということで定まりました
そろそろあちこちのスーパーマーケットでも登場する農心のふるる水冷麺を使って、feat.別府冷麺。
温玉だし、豚肉チャーシューがのっかってますけど
たいへんおいしゅういただきました
みかん亭によって汚されたw別府冷麺の名誉のためにペタリしておきます
ただ、こちらでは『別府冷麺にはこれと決まったカタチ・定義がありません』と断言されています
photo by miiinaamiii さん via photoAC