去る11月23日、川越市を訪れたみかんが、わっさわっさの神棚級と称す葉つきにんじんをお持ち帰りしたことを覚えておいでのかたはいらっしゃるでしょうか?
ま、覚えておいでのみなさまがわっさわっさいたとしても、覚えておいでのかたがわっさわっさいらっしゃったとしても繰り返すのですが
ドンキでこんなの↓を仕入れていました。
注目すべきはマギーのシーズニングソースのカラマンシー(写真右上)なんですけど……
なんか使っちゃうのがもったいないような気がして、お蔵入りになっています。
マジでお蔵に入れちゃいたいくらいなんですけど……
illustrated by イラストスター さん via illustAC
残念ながらみかん亭に蔵など置けないので断念して、そこらの箱のなかでひとまずお休みいただいております
はいっ、どうでもよいお話でした
今日は写真左下のMama Sita's ADOBO (Savory Sauce Mix)を使ってフィリピン料理のアドボを作ることにしました
鶏肉で作るのが一般的なアドボですが、酢でアドボ(マリネ)してから調理する方法自体を指すものであって……
具材はなんでもよいと理解しています。
となれば、ちょっと意外なもので作りたくなるのが人情というもの
ま、その前に。
名称だとか原材料だとか輸入者なんかは日本語で書いてあるものの、作り方自体は英語のままなので……
訳して確認しておくことにします。
レシピに使われる英語は明快で簡単な表現をしていることが多いので、ググる君に頼らなくてもなんとかなります……なんとかなりま(以下略)
はいっ、こんな感じ。
アドボレシピ(8~10人分)
*右中央部分には概ねこう書いてあります。
■材料
アドボミックス(本品) 1袋(50g)
肉 1kg 4cm角に切る。
水 250ml
油 大さじ2
■作り方
① アドボミックス(本品)を水で溶かし、肉に注いで15分間マリネする。
② マリネ液から取り出した肉を、熱した油で肉の側面が黄金色になるまで焼く。
③ マリネ液を注ぎ入れて沸騰させる。
④ 火を弱め、肉が柔らかくなってソースにとろみがつくまで煮ればできあがり。水は適時追加すること。
なんと、これ、ひと袋で肉1kg分……10人分作れちゃうんですね
テキトーに分量を変えて作ってみましょう。
え、テキトーじゃなの? じゃ、根拠を示しなさいよ、根拠
みかんちゃん、遠山の金さんの見すぎよ、『証拠を出せ、証拠を出せ』ってさ。
出せ出せ、証拠を出しやがれ
天知る地知る、俺が知るっ。まさか覚えがないとはいわせねえぞ!!!
illustrated by pandamam さん via illustAC
おう、おう、おう。桜のタトゥーシールでも仕込んでやってんだろうなぁ
結局は経験則からだとかのたまいやがり言い始めたので、追求すると……
感……だよ。
だそうで。
illustrated by 全力のナマケモノ さん via illustAC
感……馬鹿にできないのよねー、特に野生のは
写真で全量。
■材料(2人分) 豚カシラ 150~200gA. Mama Sita's (ADOBO) Savory Sause*1 20g*1 A. 水 100ml 水 200ml ひまわり油 大さじ1
Mama Sita's (ADOBO) Savory Sause*1を……
Aの水で溶かして豚カシラ肉に注ぎ、15分以上漬け込む。長時間に渡る場合には冷蔵庫に入れる。
豚カシラ肉(
)をマリネ液からザルなどに取り出し、水気をサッと切る。マリネ液は捨てないこと。
フライパンまたは鍋に油を熱し、豚カシラ肉(
)を入れ、しっかり焼色がつくまで焼く。
マリネ液(
)と水を加えて沸騰させてアクを取る。
弱火にして30分(肉に串がスッと入るまで)煮る。アクが多かったのでアク取りシートを使っています(落し蓋として使用しているわけではありません)。
アク取りシートを外して弱めの中火~中火に戻し……
混ぜながらソースにとろみがつくまで煮れば……
できあがり。
全量。
例えばやってみて失敗だったとしても、そこはぼっち飯ですから、レシピに赤を入れて、みかんが平らげちゃえばいいだけのお話
ま、適所で味見をしていればそう外すことはないんですけどね
あ、くれぐれも、生肉を漬けたマリネ液を加熱せずにペロリするのは危険ですのでご注意を
photo by miiinaamiii さん via photoAC