知多ふき……愛知産の早生ふきが半額になっていました。
真夏以外にはよく見かける茎だけで売られているものですが、根元側が赤っぽいのはみなさん手にしないようで、結構な頻度で出逢うんですけど、今回のはパない量でした
いつもは1袋とか2袋程度なので、どなたかにお任せして素通りしちゃうんですけど、ま、今回の量を見るとなんかお持ち帰りしなくちゃいけないような気がしました。
下ゆでして皮を剥けば透きとおった感じのきれいな色になるんですけど
ふきの下ごしらえの方法はいつものとおり丸投げしますが、みかん亭では板ずりします。
下処理したふきは保存容器に入れて水を張って冷蔵庫で保存し、水は毎日取り替えます。
こうしてみかん亭にやってきたふき。
冷蔵庫にはささがきごぼうもあったので、以前から作ろうと真似しようと思っていたキッコーマンのレシピ『ふきと根菜煮』にしました。
あ、もちろんみかん亭専属シェフが、ですけど
はいっ、こんなふうにして……
こんなふうにして……
『④ アルミホイルの落としふたをし、弱めの中火で煮汁が完全になくなるまで煮て』とのことでしたが、途中で落としふたは外して火をちょっと強めて汁気をとばしています
で、できあがりはこんな感じに。
ごぼうは斜め薄切り(②)ではなく、ささがきなので違った感じになるのだろうと亭みかんとは話していたんですけど、あれれ~ベツモノじゃないですか
目指していたのはこれ↓でした。
あ、そうそう。おしょうゆがキッコーマンいつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ じゃなかったね
みりんもマンジョウ米麹こだわり仕込み本みりん じゃなかったよ。
そだねー、レシピどおりじゃなかったねー
そだそだ。やっぱレシピどおりじゃなくちゃねー。
ちなみに、おしょうゆはサクラカネヨの甘露(こいくちしょうゆ)、本みりんは福来純……つまりみかん亭のいつもでした。
で、作り直し。
こうして……
こうして……
やっぱり落としふたをしてまま煮詰めるのは亭みかんとしては嫌だったようで、途中で落としふたを外して煮汁をとばします。
で、こんな感じ。
器に盛ります。
別角度からはこんな感じ。
ううむ。
やっぱりベツモノのような気がします
今度はマンジョウ米麹こだわり仕込み本みりん を使ったのにねー。
でもおしょうゆ、みかんちゃんが買ってきたのキッコーマンいつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ じゃなくてヒゲタの本膳生だったわよ。
だって生しょうゆだったら本膳生派なんだもん。でも、ヒゲタはキッコーマングループだぜ
キッコーマングループだからって、やっぱり違うおしょうゆでしょ。てか、カメラマンの問題ってことは……
ま、こんな不毛な言い争い議論が延々と交わされたわけだけれどやがて我に返り……
ごぼう、買ってくるからさ
ごぼうの存在感よね、きっと
と、ひとまずごぼうのせいにすることになりました
illustrated by Tara さん via illustAC