キムチとコッチョリ。
見た目では判別がつかないことがあるソレについては、やっぱり丸投げすることにします
あるいは、日本で売られているキムチは実はコッチョリであるだなんて話を耳にしたことがあります
日本のオイキムチ(きゅうりのキムチ)はオイコッチョリ(きゅうりの浅漬け)である……なんて言われたこともあります
ま、いずれにせよソレこそ……っぽいのこそみかん亭の本道なのでそれこそ……
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ばっちこい
だいたいみかん亭では白菜キムチは漬けられません
となれば、배추 겉절이……白菜のコッチョリの出番です。
■材料 白菜 1/6玉(550g) 粗塩 小さじ4*1 水 40ml ヤンニョム/キムチの素 適量
白菜は芯から外して洗い、食べやすく切る。白い部分と葉が混在する部分は斜めに切るとよいらしい。
白菜()の1/4量ほど、主に白い部分をボウルに入れ、粗塩 小さじ1(全量の1/4)を振り、さらに白菜の1/4量を入れて粗塩 小さじ1を振り、さらに白菜の1/4量を入れて粗塩 小さじ1を振る。
白菜の残りの1/4量(つまり白菜を全部)を入れたら、粗塩 小さじ1を水に溶いたものを回しかける。
ラップをかけて重しをする。これは気持ちなのでしっかりした重しである必要はありません( ̄ー ̄)ニヤリ。
15分~20分毎に混ぜて1~2時間おく。今回は1.5時間にしました。真冬には2時間ほど必要になります。
これは洗う前、1.5時間経過時。
塩漬けにした白菜()を、水を2回くらい替えてよく洗って(食べて見てしょっぱすぎれば少し水につけます)ザルに取り、30分ほどおいて水気を切る。ここで長時間放置するとザルに上げた意味がなくなりますので注意が必要ですが、水っぽくなったら絞ればよろし(笑)。
白菜に2~5cm(お好み)に切った小ねぎ(分量外)を加えて、ヤンニョムで和えれば배추 겉절이のできあがりです。
今回は半量を배추 겉절이にしました。
5cmに切った小ねぎ2本を加え、テーオー食品のヤンニンジャン (今回の最大の目的はこれを減らすことです)30g、コチュカル(粗挽き韓国唐辛子) 小さじ1、梅エキス(梅シロップ) 小さじ2、ごま油 小さじ1、白ごま 小さじ2、魚醤としてしょっつるを小さじ1で和えましたが、市販のキムチの素で和えるのが簡単です。
残り半分(この段階では155gでした)は千切りにんじん(分量外)をあわせて、ポールスタアの白キムチの素(300mlで税別300円ほどでした) 大さじ1で和えました。
しばらく馴染ませて器に盛って、いただきます
*1 白菜の重量の3.5~4.5%ほど。
さて、キムチだコッチョリだ騒いだわけですが(騒ぎましたっけ?)、白いのは白キムチの素とはっきり書かれたものを使ったわけで、
キムチの素を使ったものがキムチでなくコッチョリだった
だなんてシュールというか、カオスなわけで。
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はいっ、本日は世の中はぽいっを求めている……そんなお話でした
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あれっ。
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