さて、本日は猪肉……
illustrated by kino_k さん via illustAC
と聞けば読めばこうイメージされたことでしょう。
いきなりこんなイメージを思い浮かべたくいしんぼさんもいらっしゃるのかも知れません
illustrated by taroboo さん via illustAC
はいっ、姫神みかんも間違いなく牡丹鍋の方のヒトです
イノシシとボタンの関係は今日はどうでもよいことだったりします。
だって……
illustrated by モアイ さん via illustAC
本日の猪さんはこちら↑だからです
そうそう、キミです。
中国語では日本語の豚=ブタを猪と書くそうです
そして日本語の猪=イノシシは野猪だとか公猪と書くんだとか。イルカは海豚だし、フグは河豚だし、どこでこうなったのか、ちょっと気になりますけど……
ま、食欲に勝る好奇心でもないので……
とにもかくにも、みかん亭専属シェフが中華料理を念頭において作ったのだから、ここは一応『柱候猪排骨』としておくことにします
柱侯牛腩(牛バラ肉の柱侯醤煮込み)で使った……
一応骨つきの豚肉を柱侯醤で煮るので……
柱候猪排骨。
異論はすべてスルーします
きゅうりの千切りとともにどんぶりにしました
■材料 豚軟骨 500g A. にんにく 25g A. しょうが 20g A. 長ねぎ(青い部分) 1本分 A. 紹興酒 大さじ3 A. 水 800ml*1 B. 八角 1個 B. 柱侯醤*2 大さじ3(50g) B. 氷砂糖*3 15g B. 味極鮮醤油*4 大さじ1.5 B. オイスターソース*5 大さじ1 B. 水 400ml
豚軟骨を鍋に入れ、かぶるくらいの水(分量外)を加えて火にかけ、沸騰後2分ほどゆでこぼしてザルに取ってよく洗う。
にんにくは潰し、しょうがは皮つきのまま2mm厚にスライスする。長ねぎは鍋に入る長さに切る。
みかん亭では100均の小さなしゃもじで潰します。
鍋に豚軟骨(
)、と材料A……にんにく、しょうが、長ねぎ(ともに
)、紹興酒、水*1を入れて火にかける。沸騰したらアクを取って弱火にし、2時間半下ゆでする。水は豚肉が水面から大きく出ないように適時追加*1する。
ウォックパンかコニカルパン*6に下ゆでした豚軟骨(
)、Bを入れて火にかける。弱めの中火で30分を目安に(煮汁は残します)煮ればできあがり。
器に盛っていただきますが、マヨネーズをつけるのもおいしいかと
*1 火力次第ですが、豚肉が水面から大きく出ないように適時追加します。みかん亭では1時間後に200ml、1.5時間後に200ml追加し、2.5時間後には200mlが残る程度でゆで、下ゆで汁は漉してスープに流用します。
*2 李錦記の柱侯醤。中華食材店では400円台で買えるかもしれません。
原材料は、大豆みそ、砂糖、練りゴマ、腐乳(大豆、酒、塩)、酵母エキス、大豆油、塩、生姜、乾燥ニンニク、五香粉/カラメル色素、増粘剤(加工デンプン)、(一部に小麦・大豆・ごまを含む)。
広東省中南部の仏山生まれの調味料です。梁柱侯という料理人が作り上げたとのことから、柱侯醤という名前になったと言われています。大豆みそをベースに練りごまなどをブレンドした甘味噌で、広東料理の煮込み料理や、チャーシューの下味などにもお使いいただけます(古樹軒の商品紹介より)。
*3 これまでは黒糖を使っているところですが、煮物に良いとされている氷砂糖にしています。
*4 中国の煮込み料理なので、味つけの生抽(中国うすくちしょうゆ)と色づけの老抽(中国こいくちしょうゆ)を2:1で混ぜるべき(ここでは、生抽 大さじ1と老抽 大さじ1/2)だろうと思います
*5 最近は光食品のオイスターソースがお気に入りです。
*6 あるいは中華鍋。豚軟骨が重ならないサイズのものを使います。
残りはラーメンにどーんでしょうか。
illustrated by kaeru-ya さん via illustAC
書いている今(16日になったばかり)はちょっと肌寒いのでラーメンが食べたいんですけど、本日の最高気温は25℃を予想されているみかん亭地方、ラーメン口にできるかどうかはちょっとビミョーです
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