週末に二夜つづけて放送されたキッチン革命。
史実をベースにしたフィクションではありますが、料理カードや計量カップ、スプーンなどを考案された香美綾子さん(史実では香川綾さん)と……
ダイニングキッチンを考案され、キッチンを楽しい場所に作り変えてくれた浜崎マホさん(史実では浜口マホさん)……
おふたりのドラマを楽しみました
いわば、みかんが、ここでこうやってなにやら書いているのは、まずおふたりのまさに革命の賜とも言えるわけで
制作を知った1月末だったか、2月始めだったかの頃から放送を待ちわびていました
第一夜で、香美綾子さん(史実では香川綾さん)が脚気治療のためにおいしい胚芽米を炊くために実験を繰り返していました。
みかんにしても……正しくはみかん亭専属シェフがですが、多かれ少なかれ似たようなことをやっているわけで
料理カード、つまりレシピは今、書籍に頼らずともネットやら毎日のテレビなどで広く公開されていて、確かに8割方、味は決まるわけですけど、
残りの2割の愛情という名のスパイス
つまり、食べる人個人のための微調整はやっぱり試行錯誤のうえに成り立っているはずで
この2割こそが、みかん亭の挑むべきところ。
個性とも言える要だったりもします、たぶん
ま、そんなこんな、いろいろ感じながら見たわけで。
photo by チャーリーン さん via photoAC
今は炊飯器に任せておけばおいしいごはんが炊けちゃうんですけど、さて、みかんがマジで17歳の頃……と言っても今も17歳ですけど……ひとり暮らしを始めた時には炊飯器がなく、ごはんはお鍋で炊いていました
キャンプでは飯ごうや鍋で炊いたことがありましたし、薪と羽釜で炊いたことも数は多くないものの経験があったので、
はじめちょろちょろなかぱっぱ……赤子泣くとも蓋取るな
だなんて言葉も聞いていましたし、
鍋や釜の材質でもちょっと違う
ことも教えてもらっていました
そんなことを思い出しながらでもあって、ちょっと書いてみようなんて思ったんですけど、みかん亭秘密諜報部の調べではググるくん調べでは、やっぱりすでにまとめられておられるかたもいらっしゃるので、丸投げすることにします
はじめちょろちょろ=はじめは弱火でと言いながらなぜ実は強火にかけちゃうのか(鉄製の釜ならば弱火にかけますが、土鍋では強火にかけます)なんて謎も解けるかと。
熱湯を注いで5分待てばユッケジャンができあがっちゃう時代ですし……
炊飯器様の言うとおりにしていれば、おいしいほかほかごはんが食べられちゃうし、レンジでだっておいしくごはんは炊けるので、知っている必要もありませんし、
なによりおいしく食べることこそ肝要
楽しければさらによしといったところでしょうか。
さて。
思い出しついでに。
こんな↓深めの竹ざるでお米を研いだ記憶が蘇りました
もちろん欲しくなっちゃいましたけど……
常識は疑っても変えてもよいのですが、姫神みかんは17歳……これだけは信じなければなりません
かしこ。
photo by miiinaamiii さん via photoAC