二年ほど前からでしょうか、鶏排(ジーパイ)または大鶏排(ダージーパイ)という食べ物が話題になることが多くなったような気がします……というか、間違いなくキテます
鶏むね肉をひっぱたいてのばし、醤油ベースのつけダレでマリネして、キャッサバ粉をまぶして揚げたものとされています。
台湾からあげとのことですが、
名古屋発祥ではない
ようです
一時期、みかん亭付近のスーパーマーケットから姿を消していた日清製粉ウェルナの台湾風から揚げ粉ジーパイスパイシー系も再びからあげ粉売り場に並ぶようになりました。
でん粉、米粉、小麦粉をミックスした衣を、
台湾風
と呼ぶ潔さが、みかん亭の琴線に触れます
ま、こちらのほうは、鶏むね肉一枚と、台湾風から揚げ粉ジーパイスパイシー系と水 大さじ1に、揚げ油があればできあがっちゃうそうで、
近々にでも試してみたいと亭みかんが言っていますけど、実はみかんが気になっているのは
鹽酥雞(シェンスージー)なる台湾からあげ
のほう。
へそまがりですね
こちらは台湾の卜蜂食品の冷食
75ニュー台湾ドル
ひと口大の台湾からあげのようですが、鶏排(ジーパイ)または大鶏排(ダージーパイ)と鹽酥雞(シェンスージーまたはイエンスージー)の違いは、みかんにはわかっていません
ぱいせー台湾 のうーろんさんが作り方を公開されていますし、
蘿瑞娜Lorina さんが、鹹酥雞粉(鹽酥雞椒鹽粉)のレシピも含めて公開されています。
鹽酥雞椒鹽粉。
台湾ではあげものにふる塩コショウとされています。
こんなところが
有名のようですが、みかんの行動範囲のアジア輸入食材店ではみかけません
どうやら、これをふることで鹽酥雞(シェンスージーまたはイエンスージー)は完成するようです。
蘿瑞娜Lorina さんのレシピ……
によれば、以下の材料を混ぜれば鹹酥雞粉(鹽酥雞椒鹽粉)になる様子(できあがりは80ml分)。
-
白こしょうと黒こしょうをミックスした塩コショウ 大さじ4
-
シナモンパウダー(カシア) 小さじ1
-
カレーパウダー 小さじ1
-
カルダモン(白豆蒄)パウダー 小さじ1/2
-
クミンパウダー 小さじ1/2
-
チリパウダー 小さじ1/2
-
ガーリックパウダー 小さじ1/2 (なくてもよい)
-
五香粉 小さじ1/2
-
甘草粉または梅子粉 小さじ1/2
材料9の梅子粉は、台湾ではメジャーな調味料のようですが、残念ながらこちらも輸入しなければならないよう……
なのですけど、甘草粉(リコリスパウダー)は入手先は結構あります。
あるいは、香りだけならばアニスパウダー(アニスシード、スターアニスではないのでご注意を)でよいのではないかとも思うんですけど、ま、思っただけ
そうそう、衣は、木薯(淀)粉とか地瓜粉と書いてあるものを使うようです。地瓜粉のほうはタピオカスターチと書いてありますが、木薯(淀)粉のほうは、タピオカスターチと書いてあったり、キャッサバスターチを書いてあったりします
厳密にはタピオカ粉とキャッサバ粉は異なるはずなんですけど、今のところは正確には理解できていません
そうそう。
材料1の白こしょうと黒こしょうをミックスした塩コショウですが、コショウ 大さじ3に対し、海塩 小さじ2でもよいとのこと。白と黒のコショウの割合は、調べきれませんでしたが、こちらの割合が参考になるのではないでしょうか。
ま、別段迷わずとも、我が日本には、ブラックペッパーとホワイトペッパーのダブルブレンドがウリのS&Bのテーブルコショーがありましたっけ
これに塩を混ぜればおk。
ハウじゃダメですよ、S&Bで『コショー』と書いてあるのが、白と黒のミックスペッパーです。
さて。
まずはタピオカでん粉で鹽酥雞にするか、台湾風から揚げ粉ジーパイスパイシー系で鹽酥雞にするか、悩み……
ジーパイスパイシー系のジーパイはやっぱり鶏排のジーパイのようなので、こちらを使って鹽酥雞というのが、みかん亭らしいのかも知れません
台湾風から揚げ粉ジーパイスパイシー系、買いに行ってきまーす