なにをさておいても
あらために、あらためまして、
Augurio Buonanno!!
新春のお喜びを申し上げます
2022年1月吉日
姫神みかん
姫神・亭・みかん
三が日の挨拶は、朝でも昼でも夜でも『おめでとう』で良いのだと言ったのは、国語の先生だったか歴史の先生だったか、もしかしたら古文の先生だった……もしかしたら……なんてはっきり思い出せないくらいに
お屠蘇に溺れて
いたりします
お屠蘇を飲む理由が、
一年間の邪気を払い長寿をねがう風習
だと太鼓判を押されちゃったりすれば、こうなるのも姫神みかんだったりします
ま、みかん亭の今年のお屠蘇は、
お屠蘇とは名ばかりの普通の日本酒
だったりするんですけど
どうやら、お屠蘇と呼ばれるものは風邪の予防に効果的な5種類の生薬……
山椒(サンショウ=サンショウの実)
白朮(ビャクジュツ=キク科オケラまたはオオバオケラの根)
防風(ボウフウ=セリ科ボウフウの根)
桔梗(キキョウ=キキョウの根)
肉桂(ニッケイ=ニッケイの樹皮、シナモン)
を配合した屠蘇散を日本酒やみりんに浸したものなんだとか(武田薬品工業株式会社・京都薬用植物園および東京ガスくらし情報サイト・ウチコトよりパクリ)
何年か前の年の始め、三が日を過ぎた頃に初めて知ったみかん亭では、
来年こそはちゃんとお屠蘇にしようね。
銚子(ちょうし)と盃くらいは使いたいよねー。
そだねー。
そだねー。
ま、こんなお値段のもの……
は、みかん亭にはそぐわないし、現実的ではないけれども、少なくとも5000円くらいはするし、どうせ買うんなら……なんて思ったものの今年もまた
半日くらい前まではすっかり忘れてました
もちろん、屠蘇散込みで
Amazonのプライム配送に期待して調べてみたけれど、三が日に間に合うものはなく……
来年(2023年)のためにペタリとしておくことにします。
で、ついでだからということで、一応は亭みかんが作った、味つけ数の子、くるみ入り田作り、黒豆の甘煮とえびの旨煮のレシピらしきものもまとめておこうと思った次第。
ま、黒豆の甘煮は、フジッコの水煮を
袋の裏の作り方どおりにつくっただけだったりするし
田作りにしても、味つけ自体はここ数年は袋に書かれているまま
だったりもしますが、くるみも入れたことですし、
フライパンで乾煎り"しない"
版。
味つけ(材料A)の分量は、土佐屋商店(東京都世田谷区)の田作り(ごまめ)40g入りの袋書きのものです。田作り(ごまめ)の半量を素焼きくるみに代えて流用させていただきました。
■材料 田作り(ごまめ) 1/2袋(20g) 素焼きくるみ 20g A. 砂糖 大さじ2 A. 清酒(料理用) 大さじ2 A. しょうゆ 大さじ1 A. 本みりん 大さじ1
ともにおよそ半量づつを使いました。
フライパンに田作りを入れ、中火~弱火で約4分焦がさずに乾煎りします*1。田作りを耐熱皿に並べ、500Wで1分レンチンし、一度混ぜてさらに1分レンチンする。剥げた皮などは取り除きます。
素焼きくるみは適当に砕いて耐熱皿に並べ、500Wで1分レンチンし、一度混ぜてさらに1分レンチンする。剥げた皮などは取り除きます。
このくらいの分量だと、かき混ぜるまでもありませんが、500W 2分ではなく、500W 1分を2回にして、状態を確認しながらにします。十分パリパリになっていれば、その段階でレンチンを終えます。
小鍋またはフライパンに材料Aを入れて混ぜ、弱火にかける。煮立ってとろみ
がついたら、田作り(ごまめ)と素焼きくるみを入れて、手早く絡める。
クッキングシートを敷いたバット(または平皿)にあけて広げ
↑よりちゃんと広げて、冷ませばできあがり。お好みでいりごまを振ります。
*1 何らかのコーティング処理されているフライパンではおすすめできません。乾煎りする理由は、具材の水分を抜く、または香りをたてることなので、材料の保有する水分に働きかけるレンジの使用は理にかなっています。
えびの旨煮はまたそのうちに。
一年間の邪気を払い長寿をねがう風習
だと言い張れるうちに呑んどかないとね
亭みかーん、今度は熱燗にしてねっ